Project/Area Number |
23K02703
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
佐藤 正範 北海道教育大学, 未来の学び協創研究センター, 特任講師 (90965857)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
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Keywords | Webログ / インターネット / Web検索 / 子どもの安全 / Webフィルタリング / GIGAスクール / 小学校 / コンピュータ / 学習環境 / ICT活用 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、 ①インターネット利用環境を支える旧来のWebフィルタリングに代わる「Webログ共有システム」の構築。 ②Webログ共有システム導入環境下の授業におけるコンピュータ利用状況改善の検証。 の2点に関する実証研究を行う。実証フィールドとして既に附属小学校・公立小学校等に研究協力を頂いている。 学校のインターネット環境の安全対策はWebフィルタリングしか選択肢が無い状況だが、本研究は学習促進と安全の確保の両方を担保する新たな選択肢となる新規性をもつ研究となる。
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Outline of Annual Research Achievements |
○新規研究協力学校への導入 2023年度は従来の協力学校に加えて2校に研究協力をいただき、本システムの導入を行うことができた。研究データは合計3校からご提供いただくこととなり研究の精度を上げることにつながる年度となった。 ○Webログの分析 先に述べた新規導入と並行して、2022年度のWebログの分析も進めることができた。各学年ごとの利用状況に関する検索回数と検索単語数との相関を出したり、各要素について箱ひげ図で分析を行ったりすることで、傾向を捉えることができている。 ○本システム導入の効果 現状、Webフィルタリングの代替として本システムを導入いただいているが、大きなトラブルは起きておらず、児童のWeb利用も促進されている状況が見受けられる。 ○国際シンポジウムで本システムに関する研究成果の発表を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
○研究協力校が当初の予定よりも増加 ○Web見守りシステムによる児童の安全の確保が順調である ○本システムの導入希望学校があり、準備をしていたWindows版、Chromebook版に加えて、IOS版の開発を協力企業が進めることとなった ○Webログの有効活用の可能性が当初の想定よりも増えている(指導面だけではなく、子ども自身の利用の可能性や、授業改善への活用) ○国際シンポジウムで本研究に関するポスター発表を行なった。
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Strategy for Future Research Activity |
○成果発表 2024年度で2つほどの研究発表を予定している。 ○Webログを活用した子どもたちの指導の具体、授業改善への活用などについて具体的な研究データを集めるフェーズに入る。 ○従来の分析に加えて、過去のWebログとの年度ごとの比較検討を行なっていく。 ○iOS用アプリの開発状況によっては、さらに本システムの導入学校を増やしていきたい。
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