| Project/Area Number |
23K02725
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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| Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
青江 麻衣 兵庫医科大学, 薬学部, 准教授 (40794805)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 忠 兵庫医科大学, 薬学部, 教授 (40509022)
上田 昌宏 摂南大学, 薬学部, 講師 (80846353)
江崎 誠治 大阪大谷大学, 薬学部, 教授 (50454400)
松野 純男 近畿大学, 薬学部, 教授 (30299094)
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| Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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| Keywords | ゲーミフィケーション / モバイル対応アプリケーション / 化学教育 |
| Outline of Research at the Start |
高校から大学専門科目への橋渡しとなる化学の基礎学力の向上は必須であるが化学に苦手意識を持つ学生も多く一筋縄ではいかない現状がある。 代表者は、その問題を解決するため、動機付けの手法として知られるゲーミフィケーションを活用した新たな学習法に着目した。本研究では、化学構造式とその特性を学ぶゲームを電子化して、本方略を他大学の薬学生に波及させて、学修成果を評価する。これより、より効果的な学習方略の開発とその評価を目的としている。本研究が達成された場合には、従来の学習方略だけでは学力向上が難しい多様な学生群に対しても高校から大学専門科目への橋渡しにつながり、薬学教育全体の水準の改善が期待できる。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、薬学教育における学習支援ツールの開発を目的として、「構造式かるた」の電子アプリケーション(以下、かるたアプリ)を開発した。かるたアプリは、AndroidおよびiOSプラットフォーム上で稼働し、モバイル端末上で使用可能である。提示される三つのヒントに基づき適切な化学構造式を選択する形式を採用している。単独練習モードおよび対戦モード(難易度別)を備え、加えて学習促進のためYouTubeを用いた解説動画との連携、Google Formsを用いた確認試験によるフィードバック機能も実装した。 2024年度は、かるたアプリを一般公開した。また、薬学部の1・2・4年次生を対象に本アプリの使用を推奨し、アンケート調査ならびに知識習得度確認試験を実施した。プレアンケート結果に基づきクラスター解析を行い、参加学生を四つの群に分類した。その結果、有機化学に対する苦手意識があってもゲームを普段から実施し高得点を得ることに興味を有する群において、かるたアプリの利用率が最も高い傾向が認められた。さらに、ポストアンケートでは、本アプリに対する肯定的な印象および薬学教育へのゲーミフィケーション導入に対する前向きな評価が得られた。 一方、知識習得度確認試験では、統計学的に有意な学習成果の向上は認められず、アプリ単体の活用のみでは短期的な学修効果を得るには限界があることが示唆された。以上より、かるたアプリによって学習環境の制約を緩和するだけでなく、学習の持続を促進する仕組みや、正課授業との連動を意図した教育設計が不可欠であると考えられる。今後は、アンケートより要望のあった対戦機能の拡充や、インストラクショナルデザイン理論に基づく学習方略をデザインし教育研究を行う。これにより、学習意欲の継続ならびに学修成果の向上を図り、かるたアプリを活用した学習方略を実践とその効果の検証を進める。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度にかるたアプリを一般公開する予定であったが、アプリ開発が遅れて2024年度となった。それに伴い、他学も含めて、かるたアプリを活用した教育を実践予定だったが、本学における教育実践と評価に留まった。 また2024年度はかるたアプリを活用したワークショップを第9回日本薬学教育学会大会でオーガナイザーとして運営した。また、かるたアプリを活用した教育実践を論文化して投稿中であるが、現在アクセプトに至っていない。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度は複数大学でかるたアプリを用いた教育実践を行う予定である。2024年度の教育評価では、一定の学習意欲の向上が確認されたが、学習成果が得られるにはいたならなかった。そのため、継続的な学習支援や正課授業との連携といった学習方略を修正して実施する予定である。
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