Project/Area Number |
23K02731
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
中澤 明子 東京大学, 教養学部, 特任准教授 (20588230)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | エンゲージメント / 教材開発 / 教員研修 / アクティブラーニング |
Outline of Research at the Start |
本研究は、学習者のエンゲージメントを高めるための授業設計・運営等に関する理論や知見を、教師が自らの実践に反映できることを目指した初等中等教育の教師向け教材を開発し評価するものである。 具体的には、まず、学習者のエンゲージメントを高めるための授業設計・運営等に関する理論・知見の文献レビューを行い、教材で扱う理論や知見を特定する。併せて、教師がそれらを学ぶ際に自身の実践にどのように活かすかを意識しつつ、実践に反映できる支援の方法を検討する。そして、検討した内容に基づいて教材を開発し、教師が実際に使用して教材を評価することで、教材の有効性を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,学習者のエンゲージメントを高めるための授業設計・運営等に関する理論や知見を,教師が自らの実践に反映できることを目指した初等中等教育の教師向け教材を開発し評価するものである. 2023年度は,教材開発の準備期間と位置づけ,文献調査を主に実施した.具体的には,授業中の学習者のエンゲージメントを高める理論・知見を明らかにするため,海外論文誌を中心に文献レビューを行った.文献レビューの結果,学習者のエンゲージメントを高めることを目指した教師向け教材で扱う理論・知見として,学習内容・課題の性質(興味関心の喚起などの2項目),教師と生徒のコミュニケーション(フィードバックの提供などの5項目),学習活動の支援(選択肢の提供などの8項目)の3つのカテゴリに分けられる15項目を見出した.また,研究の成果報告として,この内容を日本教育工学会2023年秋季全国大会で発表した. その後,明らかにした3カテゴリ15項目について,実際の教材として構成するための具体的な内容(文章)を検討し,その結果,項目を調整・再構成して最終的に14項目の内容を作成した.その内容(文章)について理解可能なものになっているかを現職教員にインタビューで確認した. 授業中の学習者のエンゲージメントを高めることを目指した教師向け教材は日本国内では見当たらない.文献レビューで明らかになった要素を含み,かつ,実践への適応を目指した教材を今後作成できれば教員研修等への影響は大きいと考えられる.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度は,学習者の授業中のエンゲージメントを高める要素に関する文献レビューを行ったが,理論と実践とを接続する仕組みや実践への適応に関する文献調査までを十分には行えなかった.そのため,「やや遅れている」と判断した.
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は,理論と実践とを接続する仕組みや実践への適応を促進する検討をまず行う.その後,検討結果に基づいて教材の要素・機能を開発する.2023年度に検討した理論・知見と組み合わせて教材のプロトタイプを作成し,現職教員にインタビュー調査などを実施して改善点を明らかにし,本開発に向けた準備を行う.
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