Project/Area Number |
23K02746
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Sagami Women's University |
Principal Investigator |
肥後 梨恵子 相模女子大学, 人間社会学部, 講師 (40850350)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
楠元 洋子 東京工科大学, 教養学環, 准教授 (10749310)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | サービスラーニング / シティズンシップ教育 / 市民性 / ボランティア / 高等教育 / 地域活動 / 非認知スキル / ボランティア教育 / 市民性(シティズンシップ) / 地域連携 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、アメリカや欧州の高等教育におけるサービスラーニング教育に市民性の育成をどのように位置づけ実践しているのかについて明らかにする。また、日本の高等教育で実践されているサービスラーニング(ボランティア)教育での市民性の育成の可能性について授業構成や地域連携等の側面から検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は欧米のサービスラーニングにおけるシティズンシップ教育を考察することを一つの目的としており、初年次は文献レビューに重点を置き行った。その結果、サービスラーニング教育におけるシティズンシップ教育の捉え方、教育コンテンツ、調査手法の動向が明らかとなった。また、欧米においては政治経済的背景や地域社会情勢などがサービスラーニングのシティズンシップ教育に影響していることが明らかとなった。サービスラーニングは多様な分野で実践している教育手法であるため、影響の特徴を解析することが困難となっている。このことから研究の初年次に計画していた調査項目の作成が完了できていない。文献レビューで明らかとなった内容を考慮し、研究の方向性を調整することが必要となっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
初年次の計画のとおり、欧米の文献レビューは実施できている。しかし文献レビューの結果本研究の方向性を調整することが研究推進には不可欠と判断したことにより、調査項目の作成に遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
方向性の調整と文献レビューを同時継続し、2024年度に予定している調査に向けて調査項目の作成を行う。また、調査実施に向けて作業を段階的に推進する。
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