| Project/Area Number |
23K02908
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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| Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浦野 由平 山形大学, 地域教育文化学部, 講師 (20828462)
河合 輝久 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (60780509)
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| Project Period (FY) |
2024-02-26 – 2028-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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| Keywords | エビデンスに基づく心理学的実践 / 臨床の知 / 心理専門職 / 心理臨床実践 / 研究知見の臨床活用 |
| Outline of Research at the Start |
心理専門職は心理学・臨床心理学に関する文献・研究(心理学的研究)により蓄積されてきた知見を学び,日々の心理臨床実践に活用することが求められる。しかし,心理専門職における研究知見の臨床活用の実態は明らかとなっていない。本研究では,わが国の実践現場に従事している心理専門職が実際にどの程度,心理学的研究を参照しているか,また,どのような心理学的研究が参照され,研究で得られた知見はいかにして活用されているかについての解明を試みる。本研究を通して,わが国の心理専門職における実態に即した,研究知見の臨床活用に関する専門職養成・教育訓練の方針の提案を目指す。
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| Outline of Annual Research Achievements |
心理専門職は個人的経験にのみ依拠して意思決定を行うのではなく,客観性・普遍性を特徴とする「科学の知」か,関係性・多義性を特徴とする「臨床の知」かに関わらず,心理学・臨床心理学に関する知見を学び,実践に活用することが求められる。しかし,わが国における心理専門職がどのような専門的知見を参照し,得られた知見をいかにして実践に活用しているかの実態は現時点で不明である。従来の心理専門職養成において研究知見の臨床活用の技能が十分に扱われてこなかったとの指摘も踏まえると,今後の心理専門職養成の方針を検討する上で,研究知見の臨床活用に関する実態を明らかにする必要がある。そこで本研究は,心理専門職における専門的知見の臨床活用の実態を明らかにし,今後の心理専門職養成における教育訓練の方針の提案に向けた知見を得ることを目指している。 初年度(2024年度)は,文献レビューを通して先行研究を整理し,関連用語の定義を明確にし,今後の調査計画の立案を行なった。具体的には,これまでにも心理専門職の心理学的研究の臨床活用に関する展望研究や論考,エビデンスに基づく実践に対する心理専門職の態度や認識調査が行われてきたため,それらの議論や調査を整理し,検討する問題の範囲を明らかにした。また,「科学の知」に加えて,先行研究において希薄であった「臨床の知」の実践への活用を踏まえ,今後の調査で対象とする『専門的知見』や『臨床活用』の定義を検討し,今後の調査立案を行なった。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度(2024年度)は,本調査の全体に関わる調査の方向性を洗練させるための問題背景やレビューを通して専門的知見の臨床活用の定義に関する検討を中心に行なった。先行研究の概観や定義の検討に時間がかかり,実際の調査実施には至らなかった。そのため,やや遅れていると判断した。しかし,本研究全体に関わる調査計画は進められているため,今後は調査実施・分析を中心に進める予定である。
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| Strategy for Future Research Activity |
初年度(2024年度)に行なったレビューを通して,研究計画を変更することとした。具体的には,「専門的知見の臨床活用」のバリエーションを抽出するにあたり当初はデルファイ法の活用を予定していたが,先行研究のレビューを踏まえ,心理専門職における実態把握を通してボトムアップに抽出することが適切と判断した。以上から,2025年度は心理専門職を対象とした予備・実態調査の計画を進めていく。
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