Project/Area Number |
23K02924
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
田山 淳 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (10468324)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武岡 敦之 長崎大学, 保健センター, 客員研究員 (10807051)
井ノ上 憲司 大阪大学, スチューデント・ライフサイクルサポートセンター, 准教授 (70542033)
濱口 豊太 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 過敏性腸症候群 / eHealth / 食行動 / 食物摂取 / 腸内細菌 / IBS / セルフマネジメント / e-Health |
Outline of Research at the Start |
研究デザインは,IBSの者をランダムにeHealth群と通常ケア群に振り分けたランダム化比較試験である。介入は,8週間のeHealthによる学習を行う。各評価はインターネットによる評価システムを利用して行う。 評価項目は,食行動,食物摂取頻度,症状の重症度, QOLである。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究スタートにおいて、分担研究者とともにスケジュール・役割確認をすると共に、倫理委員会への研究申請を行い承認を得た。その後、研究の主なツールとして、研究の主評価項目である食行動を測定するEBS、DEBQ 、食物摂取頻度調査票FFQ、副次的評価項目であるIBS症状の重症度評価尺度IBS-SI、IBS-QOLの項目を収集しツールの準備を速やかに終えることができた。 研究ツールの準備が終わった次の段階として、UMINへの臨床試験登録を行った。登録に際しては、分担研究者と共に入力を行った。臨床試験登録後、eHealthサーバーの運用・保守体制については、先行研究における運用・保守の方法を参考にして、全5章のコンテンツと、各章にクイズを加えたデータでの試験運用を行い、実際の運用が可能なレベルで試験運用を済ませることができたため、運用準備を完了とした。 続いて下半期では、対象リクルートを始めた。リクルートの目標数は、100名としていたものの、179名をリクルートすることができたため、全179名をeHealth介入群(n=90)と非介入群(n=89)に無作為に割付けを行った。割付後、8週間におけるeHealth介入を実施した。介入前と介入後を評価時点とし、上記の尺度全てに回答を求めた。8週間の介入の終わりには、対象者にリマインドを出し、評価表へ入力を再び求めた。 現時点において、179名のデータが得られたところまで到達しており、今後はデータの整理とデータの解析を行う段階である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究開始前の研究計画について分担研究者とともに十分に練られていたことから、計画以上に進んでいるといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
初年度において、研究が計画以上に進展したことで、データの解析にかける時間が予定以上に確保出来ることになった。データ数が極めて多いので、計画していた分析ばかりではなく、探索的な分析を増やし、意味のある結果をより多く得られるように進める。
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