Project/Area Number |
23K02951
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Seinan Gakuin University |
Principal Investigator |
鹿島 なつめ 西南学院大学, 人間科学部, 准教授 (80442408)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 感情制御 / 語彙 / 養育者 / 幼児期 / 縦断研究 |
Outline of Research at the Start |
3-4歳時の否定的感情や感情制御への言及が,幼児期後期の非行・攻撃的問題発展を抑制することが明らかになったが、否定的感情制御発達の個人差についてより早期の他者との相互作用場面を含めた検討が必要である。 本研究では,18ヶ月時,30ヶ月時の語彙発達,養育者との相互作用の様相が否定的感情制御発達に影響を与えるという仮説を設定し,短期縦断研究を実施する。 方法としては,対象児満18ヶ月,満30ヶ月時に語彙発達と養育者自身の感情制御困難に関する質問紙調査を行い,親子相互作用場面を録画する。 対象児満42ヶ月時に否定的感情制御発達に関する個別面接調査と問題行動調査を行い,縦断的に関連を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は18ヶ月時,30ヶ月,42ヶ月時の語彙発達に関する質問紙調査,親子相互作用場面のデータ収集,乳児期の気質に関する調査(満18ヶ月時のみ)と,満42ヶ月時(3歳6ヶ月時)の個別面接調査による否定的感情制御言語回答,問題行動調査の関連を短期縦断研究として検討する。一方,子どもの感情制御不全の要因に困難の問題(Lorber&Smith Slep , 2005)も先行研究より想定されるため,養育者の感情制御も併せて検討する。 本研究の独自性と意義は,語彙発達と実際の対人相互場面(満18ヶ月,満30ヶ月時は対養育者,満42ヶ月時は対調査者)を縦断的にデータとして収集し,満42ヶ月時(3歳6ヶ月時)の否定的感情制御生成に与える影響を検討する点にある。 研究初年度は研究対象者の募集と研究調査への同意書収集を行い,18ヶ月時の親子相互作用場面のデータ収集,語彙発達と乳児期の気質,養育者の感情制御に関する質問紙調査を実施している。しかし,対象児が満18ヶ月に達して以降の調査実施であるため,2024年度も初年度調査が継続中であり,計画上研究の進行が半年遅れざるを得ない。 以上の事情により、半年ずれる形ではあるが、研究実施は進んでいる。 2024年度は研究初年度調査の残りの被調査者への実施,親子相互場面の評定とデータ化,研究2年度調査の同意書取りと実施を進め,短期縦断調査の進行についてある程度まとめたところで学会発表の準備を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
上述の概要でも挙げたが,研究対象児の募集と研究参加の同意の確認の後、研究対象児が満18ヶ月に達して以降に研究初年度の調査に入ったため,計画通り進行しても半年調査実施がずれるため。 実施時期のずれを除けば,研究調査は計画通り進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度も9月より研究2年度調査実施の予定である。そのため,研究初年度調査を8月まで進行し,研究2年度調査の案内と研究調査参加同意の確認を7,8月に行い,スムーズな研究2年度調査開始を目指す。 並行して,研究初年度に得られたデータの分析を進め,2024年度末か2025年度内での学会発表にて3年度にわたる予定の縦断研究の結果のまとめ方について検討していく予定である。
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