Project/Area Number |
23K02990
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Komazawa University |
Principal Investigator |
遠藤 歩 (遠藤歩) 駒澤大学, 文学部, 准教授 (40720199)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 斎子 千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00789745)
江藤 愛子 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任研究員 (10972458)
関 陽一 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 助教 (30757828)
平野 好幸 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 教授 (50386843)
大平 育世 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任助教 (70841352)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 認知行動療法 / 注意・欠如多動症 / RCT / オンライン / 児童・思春期 / 注意欠如・多動症 |
Outline of Research at the Start |
子どものADHD症状に対する治療について、Sprichら(2016)が子どものADHDのためのCBTプログラムを開発し,その有効性を示したが,本邦においてその有効性は未確認である。また、支援は通常対面で実施されてきたが,IT・通信技術の発展に伴いオンラインでの支援が普及してきている。 そこで,本研究では,オンラインシステムを用いて,児童・思春期のADHDのためのCBTプログラムについてRCTを用いて実施し,その有効性,安全性を確認する。子どものADHDのためのオンラインCBTの有効性が示されれば,患者のアクセシビリティ等が向上し,ADHD治療における有効な選択肢となることが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,オンラインシステムを用いて,児童・思春期の注意欠如・多動症のための認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy: CBT)プログラムについてランダム化比較試験(RCT)を用いて実施し,その有効性,安全性を確認することを目的とし計画されたものである。子どものADHDのためのオンライン認知行動療法の有効性が示されれば, 患者・利用者のアクセシビリティ向上,治療の受けやすさが改善され,ADHD治療における有効な選択肢となることが期待される。 これまでの本研究計画の進捗状況としては,概ね予定通りであるといえる。2023年の準備段階を経て,2024年にはADHD診断をうけた児童・思春期の患者に対して認知行動療法プログラムの実践(介入)が開始された。この介入は,2025年度の序盤まで継続する予定となっている。現状は,介入途中である。すなわち種々のデータを集積している段階であるため,明確なデータを用いた実績を示せる段階には至っていない。 本研究の実績としては,本研究のプロトコルに関して,2023年日本認知・行動療法学会49回大会で発表した。また,研究過程で得られた知見については,同学会シンポジウム「子どもと大人の注意欠如・多動症(ADHD)の認知行動療法と現在とこれから」というテーマで共有,議論を重ねた。 今後は,可能な限り介入を研究計画に沿うように進めるよう尽力していく。そして,データおよび臨床知見を積み上げていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画は概ね予定通りの進捗ではあるが,遅れる可能性がある。その理由として,研究参加者のリクルートが安定的でないことが挙げられる。リクルート方法についてはさらなる検討を要することが問題として挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
現状,研究は介入フェーズに入りっており,いかに継続するかが求められる。目下予想される困難は参加者の確保である。リクルートに関して,ホームページ掲載,案内文書の配布等,各種手立てを講じている。さらなる研究参加者募集の広報活動を行っていく。
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