Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Outline of Research at the Start |
ペロブスカイト型Co酸化物LaCoO3で観測される100 K付近での磁化率の急上昇は、単純な低スピン高スピン転移では説明できず、50年以上未解明である。この起源を電子構造の観点から明らかにし、Co酸化物全体のスピン状態の電子構造的起源についての学理を構築することを目標とする。そのために、LaCoO3と姉妹物質RCoO3(R=希土類)さらには高スピン物質Sr2CoMO6(M=Sb, Nb, Ta)の、硬X線光電子分光や軟X線角度分解光電子分光測定を実施し、その結果を、本グループで開発中の、第一原理バンド計算に基づく光電子分光スペクトル解析プログラムで解析し、電子構造の知見を得る。
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