Project/Area Number |
23K03839
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 21020:Communication and network engineering-related
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
松嶋 徹 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授 (00571415)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 高速信号伝送 / 有線通信 / 固有モード / クロストーク / 多導体伝送線路 / 固有モード解析 / モード多重伝送 / FPGA / コモンモード |
Outline of Research at the Start |
有線通信の大容量化のために平衡伝送のための多対化が進んでいるが、線路間のクロストークの低減が課題である。これまでに多導体通信ケーブルにおいて、クロストークを低減し信号伝送容量の増加および信号線使用率の向上を実現する手法であるモード分割多重伝送方式を提案し、理想的な系についてシミュレーションにより有効性を実証してきた。本申請では曲がりやコネクタ部に不連続があるような実際のケーブルにおいて、電磁界のモード変換の定式化を行い信号伝送およびクロストークに対する影響を定量的に評価する。また、信号ドライバ回路の簡単化のために多値数の削減を検討し、FPGAなどを用いて実証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
有線通信の大容量化のために平衡伝送のための多対化が進んでいるが、線路間の漏話(クロストーク) の低減が課題である。これまでに申請者は多導体通信ケーブルにおいて、クロストークを低減し信号伝送容量の増加および信号線使用率の向上を実現する手法であるモード分割多重伝送方式を提案し、理想的な系についてシミュレーションにより有効性を実証してきた。 今年度はシールド付きカッドケーブル(STQケーブル)について、伝送特性の測定により等価回路構築を行った。まず、複数の長さのケーブルに対して8ポートの伝送特性測定を行い、それらの結果を利用してコネクタ部分の特性を除去した。さらに、伝送線路の1次定数を求め、それらを利用してモードごとの2次定数を求めた。 また、本手法は信号ドライバの出力値を多値にする必要があり、その数が増えると送受信回路が複雑になる。そこで、多値数を少なくする信号割り当て法を検討し、シミュレーションにより検証した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りシールド付き多線ケーブルを入手した。さらに、その特性を測定することで等価回路構築を行っており、研究の進捗はおおむね計画通りに進展している。研究成果の公表の観点では2023年度内に国内会議発表予定であったが、2024年6月に行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
屈曲状態のケーブルにおける伝送特性の評価や解析を行い、信号の不連続部で生じるモード変換によって発生するクロストークを定式化し予測法を確立する。また、測定およびシミュレーションによりその影響を評価する。 また、別研究により信号生成回路を作製中であり、この回路を用いてランダム信号をケーブルに印加し、本手法の有効性の実証も行う。
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