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Study on Optimization of "Caption Evaluation Method" and Production of its ICT Tool

Research Project

Project/Area Number 23K04135
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 23020:Architectural environment and building equipment-related
Research InstitutionUtsunomiya University

Principal Investigator

古賀 誉章  宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 准教授 (40514328)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大島 千帆  早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授(テニュアトラック) (40460282)
辻村 壮平  茨城大学, 理工学研究科(工学野), 准教授 (80409458)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywordsキャプション評価法 / ICT / アンケートフォーム / 高齢者 / 障害者 / 調査手法 / 定型自由記述 / テキストマイニング / オンライン / 調査ツール
Outline of Research at the Start

評価を写真と言葉で収集する『キャプション評価法』は、幼児・高齢者・障害者等でも主体的に環境評価に参加できる有用な定性的評価手法である。自由記述データの整理・分析の負荷が高いことが課題であるが、教示・記入欄の工夫によってある程度は改善できる。そこで、さらに簡便で使いやすい本手法の標準的な手順・書式を導出・提案することを、本研究の目的とする。具体的には、既存の筆記式とスマートホンを利用しICT化された新方式について、質・量の揃った自由記述データが得られるような教示・記入欄等の形式を検討する。さらに、データの整理・分析に対してテキストマイニングを用いた省力化も検討する。

Outline of Annual Research Achievements

3名による研究チームは、2名の学生を加えて昨年度6月にキックオフの研究打合せを対面で行い、その後月1回のペースでオンラインにて研究打合せを実施し情報交換・議論を行うことで、本手法に対する認識の共有を図るとともに、研究の進捗を管理している。
キャプション評価法の関連文献の調査では、60件程度の参考文献を収集し、手法採用の広がりを実感できた。既存の手書き式のキャプション記述欄の設定ノウハウについては、2022年度の検討結果をもとに加筆修正を加え、論文投稿の準備を進めている。
キャプション評価法に関する長所や問題点の洗い出しについては、調査企画者に対する簡単なインタビューを行った。また、高齢者施設の居住者によるキャプション評価法を実施し、評価の傾向と課題を整理した。さらに、障害者によるキャプション評価法の実施を計画し研究倫理審査を申請中である。
オンラインフォームを用いたキャプション評価法の最適化に関しては、既存の各種アンケートフォームの情報を収集し、フォーマット等の比較を行っている。また、定型自由記述の整理・分析の省力化に関しては、現存するテキストマイニングのコンピュータアプリケーションを調査し、活用の可能性を評価しているところである。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

キャプション評価法使用者の意見聴取に関しては、幼児・高齢者・障害者などの同意の取りにくい対象者であり、慎重に検討の上で研究倫理審査の申請を行ったために、年度内の調査実施に至らなかった。また、既存の手書き式のキャプション記述欄の設定ノウハウの論文化に関しては、調べたところ本手法を参考にした文献が意外に多く、その整理・分析に時間がかかっている。

Strategy for Future Research Activity

キャプション評価法使用者の意見聴取に関しては、高齢者と障害者に対象を限定した計画に変更し、新年度頭には倫理審査の許可もおりる見通しなので、精力的に調査を実施し、本手法による評価が可能であることを改めて確認し、実施の課題点などを明らかにする。
既存の手書き式のキャプション記述欄の設定ノウハウに関しては論文にまとめ、建築学会の論文集に投稿を予定している。
オンラインのフォームによるキャプション評価法の最適化に関しては、記述量を抑える具体的なアイデアを整理して、実装可能か検討し、テストフォームを作成して試験的な運用を試す予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2024 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 中規模介護単位の特別養護老人ホームにおける居場所の選択と評価に関する研究2024

    • Author(s)
      簗瀬 徳花, 芳賀 菜摘, 古賀 誉章
    • Organizer
      日本建築学会
    • Related Report
      2023 Research-status Report
  • [Presentation] 肢体不自由児の同行者から見た公園の利用評価に関する研究2023

    • Author(s)
      芳賀 菜摘, 辻村 壮平, 古賀 誉章
    • Organizer
      日本建築学会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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