| Project/Area Number |
23K04343
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 25030:Disaster prevention engineering-related
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| Research Institution | Institute of Science Tokyo |
Principal Investigator |
高木 泰士 東京科学大学, 環境・社会理工学院, 教授 (40619847)
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| Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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| Keywords | グリーンインフラ / マングローブ / ポータブル消波工 / 波浪軽減 / 若齢マングローブ / 簡易消波工 / 沿岸防災 / 消波ブロック |
| Outline of Research at the Start |
世界各地でマングローブ植林が行われているが成功率は半分程度といわれている。本研究では若齢マングローブの定着率を高めて順応的に植林域を拡大していく方策として,人力で設置可能なポータブル消波工を提案し,その要求性能を明らかにするための研究を行う。植え付け直後のマングローブは根系が十分に発達しておらず波による流失リスクが高いため,ポータブル消波工の効果により定着率が高まると期待される。マングローブが生える極浅水域での消波工の消波性能に関する造波実験や数値解析に加えて,現地調査を行い若齢マングローブの成長に及ぼす正負の影響について詳しく調べることでポータブル消波工の最適な設計に資する研究を行っていく。
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| Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は造波水槽内に実大サイズの石積みの台形ポータブル消波工を設置し,若齢マングローブを模擬した弾性体模型を水槽内に設置して,波浪作用下の模型マングローブの振動現象を高速度カメラを用いて精密に観察した。2024年度はこの実験データを活用し,多方面より詳細な分析を行った。簡易消波工あり・なしで比較すると,消波工ありでは波が減衰し,マングローブ模型の揺れが当然ながら軽減されるが,振動の低減率は波高の低減率よりも有意に大きいことを明らかにした。この理由やマングローブモデルの減衰特性を理論的に解明するため,弾性体の振動理論に基づく解析解を導き,実験で得られたマングローブモデル各点における振動振幅と比較した。その結果,理論値の材料弾性率を適切に設定することで,実験結果を比較的精度よく推定できることがわかった。このような成果をもとに,論文原稿を執筆し,国際ジャーナルに投稿した。また,2024年11月インドネシア・バンドンで開催された国際会議でこれまでの研究成果の一部を発表した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
成果をもとに,論文原稿を執筆し,国際ジャーナルに投稿できた。また,2024年11月インドネシア・バンドンで開催された国際会議で研究成果の一部を発表することができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
現地調査や室内実験を通じて,若齢マングローブの成長過程や生育環境,環境適応特性等をより一層調べることで,ポータブル消波工の設計に資する研究を行っていく。
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