Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Outline of Research at the Start |
イオン交換法による準安定Li(Mn,Ni,Ti)1-δO2は、優れたLIB正極材料である。欠損δによる高容量化とMnに対するNiとTiの共置換による高い電気化学特性は、更なる改質により実用化が促進される。しかし準安定由来の微結晶子により結晶構造解析が妨げられており、充放電に伴う劣化機構の解明は困難である。さらに、電極に含まれる添加剤も精密解析を妨げる一因である。本研究は、化学的Li脱挿入法を駆使して充放電過程の電極活物質の再現を試み、局所構造解析により劣化機構を明らかにすることを目的としており、劣化機構解析の新たな技術に位置付けられ、蓄電池の発展を促す基盤技術へと進展すると期待される。
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