Project/Area Number |
23K04940
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 37020:Chemistry and chemical methodology of biomolecules-related
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
斎藤 洋平 金沢大学, 先進予防医学研究センター, 助教 (90723825)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | ホウ素キレート / 標的同定 / ケミカルバイオロジー |
Outline of Research at the Start |
生命現象の解明や医薬品の開発には生物(薬理)活性化合物がヒトの体内でどのように作用して効果を発揮するのかを明らかにする必要がある。その中でも化合物が結合する相手となる生体分子の解析は現象そのものの解明、並びに医薬品の効き、副作用の軽減に直結することからその重要性は極めて高い。 本研究ではその結合相手を見つけるための手法として、切断可能な仕組みを有する生物(薬理)活性化合物を創出し、相手と結合させたのちにそれらを効率的に回収・解析する新しい方法を開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまでホウ素キレート化合物に着目し、生体分子存在下でも効率的に形成可能な構造を明らかにしてきた。本研究ではキレートの形成から解離へと視点を移し、形成と解離を自在に制御可能な条件を見出すことで、得られた知見を生物活性分子の標的同定法へ応用する。 本年度は研究実施計画に従い、アフィニティー精製に適用する際に必要な官能基を有する新規ホウ素キレート化合物を合成した。本化合物の合成には従来の手法を用いると5工程有していたが、中間体の精製方法を工夫することで2工程の短縮に成功し、3工程で合成可能となった。続いて得られた化合物を用いて解離条件の検討を行った。まずはホウ素キレート化合物の解離条件としてこれまでに報告されている既存の条件を適用した。その結果、強酸性、強塩基性条件ではいずれも解離可能であった。一方、酸化剤を用いた条件では進行しないことが明らかとなり、形成と同様、解離においても基質、及び置換基構造の重要性が示唆された。更に本過程で核磁気共鳴(NMR)装置を利用した解離の定性分析が可能であることも判明したため、適宜NMRを利用して解離の可否を評価することにした。 しかしながら、変性の観点から強酸性、強塩基性条件をそのままタンパク質等の生体高分子存在下に適用することは困難なため、それらが変性しない温度、酸性度、溶媒組成を考慮しながら細かく条件を設定した。種々検討した結果、ホウ素キレートの解離制御には温度、及び溶媒組成が複雑に影響し得ることが判明した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画調書、並びに研究実施計画に記載した当該年度における設定目標に概ね到達することが出来たため。
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Strategy for Future Research Activity |
生物活性分子のモデル基質における解離条件の最適化検討。新規アフィニティー精製への着手。
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