Project/Area Number |
23K05625
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 42040:Laboratory animal science-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science |
Principal Investigator |
設楽 浩志 公益財団法人東京都医学総合研究所, 基盤技術支援センター, 室長 (90321885)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | ミトコンドリアDNA / mtDNA変異 / マウス |
Outline of Research at the Start |
哺乳類の生体にはエネルギー産生の役割を担う細胞小器官ミトコンドリアが存在し、ミトコンドリア独自のゲノムであるミトコンドリアDNA(mtDNA)が存在している。mtDNA上に変異が生じると、その変異の種類によってはミトコンドリア機能不全の要因となる可能性があり、様々な症状として示されることがある。本課題では変異型mtDNAが原因となるミトコンドリア疾患モデルを含め、mtDNA上に様々な変異を有するマウス系統を樹立しmtDNAが関わる生体機能や病態発症の解明に資するmtDNA変異マウスの樹立を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本課題ではミトコンドリアDNA (mtDNA)が関わる生体機能や病態発症の解明のため、様々な変異型mtDNAを有するマウス系統を樹立することを目的としている。2023年度は変異型mtDNAを特定・検出する方法の開発を中心に実施した。一次スクリーニング方法として各変異型mtDNAをPCR法によって検出するために、各変異型mtDNAの配列に対応したプライマー設計、反応条件等の検討を行った。変異型mtDNA配列については病的変異として報告されている変異を主な対象とし、これらに対応するマウスmtDNA配列と比較を行い設定した。またこれらの設定を基にコントロールとなる試料作製を行った。現在のところ、計画内で対象とした一部変異型mtDNAについては検出精度が不十分であると判断されたが、複数の変異型mtDNAについては一次スクリーニング段階として検出可能な方法であることが示された。また、組織からの核酸試料の調製方法についても幾つかの方法を検討し検出精度の向上を図った。実験対象となる核遺伝子変異系統については遺伝子型判定を実施し維持を行った。実際に変異型mtDNAの一次スクリーニングとして実施したところ候補となる変異型mtDNAが検出され、さらに検証を進めている。また変異型mtDNA割合を測定する方法について、1つの分子種を対象としてその正確性に対する検証を行った。コントロール試料を用いた検討結果から、統計的に一定の正確性のある変異型mtDNA割合測定が可能であることが示された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画の一部変異を除き、各変異型mtDNAを一次スクリーニングする方法を構築・実施しており、また変異型mtDNAの割合測定については検証を行い一定の有効性・正確性が示された結果が得られているため。
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Strategy for Future Research Activity |
開発した一次スクリーニングの方法による変異mtDNA検出を実施する。また、一次スクリーニングによって検出された変異mtDNA分子について特性解析を行う。さらに一次スクリーニングによって検出された変異mtDNAについて経世代的解析を行い、次世代への伝達について検証する。
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