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雄間競争と雌の配偶者選択の相互作用が織りなすシオマネキ類の性淘汰形質の適応進化

Research Project

Project/Area Number 23K05929
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 45040:Ecology and environment-related
Research InstitutionKitakyushu Museum of Natural History and Human History

Principal Investigator

竹下 文雄  北九州市立自然史・歴史博物館, 自然史課, 学芸員 (00723842)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Keywordsシオマネキ類 / 形態 / 性淘汰 / オス間競争 / メスによる配偶者選択 / 種間比較
Outline of Research at the Start

干潟に生息するシオマネキ類を対象に、複雑な性淘汰を考慮した上で配偶行動と性的形質の関連性を見出す。シオマネキ類の配偶行動には種・個体群間で様々な差異が見らるが、そこにはオス間競争とメスによる配偶者選択が相互に影響していると考えられる。そこで配偶行動に違いがある4種を対象に、集団間の違いを生み出す環境要因と各文脈での性的形質の機能を特定する。また種間比較から性淘汰要素の相互作用と性的形質の関係について包括的な理解を目指す。

Outline of Annual Research Achievements

今年度は、業務の都合により、夏季におけるシオマネキ類3種の繁殖行動に関する野外調査を実施することができなかった。そのため今年度は、本分類群において性淘汰要素の影響を強く受けると考えられるハサミ形態について、標本調査を実施した。
北九州市立自然史・歴史博物館館、および大阪自然史博物館に収蔵されているシオマネキ類の標本、延べ18種145個体について、3Dスキャナーを用いてハサミ形態のスキャンを実施した。スキャンした標本は、体長、採集場所、採集年月日などの情報についても記録した。現在、得られたメッシュデータから、種間変異を捉えるための代表的なランドマークを選び出し、座標点の測定を開始している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

業務の都合により、本研究の繁殖行動についての野外調査が実施できなかった。本計画で予定している野外調査は、本分類群の繁殖期である夏季に集中して行う必要があるため、次年度以降に調査を計画するとともに、不足分については研究期間を延長するなどして補填する。

Strategy for Future Research Activity

従来の計画通り、シオマネキ類3種の繁殖行動について野外調査を進める。また形態比較についても本年度と同様に進め、種間比較のための十分なデータを蓄積する。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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