Project/Area Number |
23K05992
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 46020:Anatomy and histopathology of nervous system-related
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
船越 健悟 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (60291572)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
滝口 雅人 横浜市立大学, 医学部, 助教 (20781470)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | ペリニューロナルネット / 交感神経節前ニューロン / 副交感神経節前ニューロン / オヌフ核 / 自律神経系 / 脊髄損傷 / 運動ニューロン / 自律神経下行路 |
Outline of Research at the Start |
脊髄にある自律神経系の運動細胞は、シナプスを介して脳からの投射を受けているが、本研究では、このシナプス連絡の発生過程における成立過程に、運動細胞周囲のマトリックスがどのように関与しているのかを明らかにする。また、脊髄損傷後に再生してくるた脳からの投射が、マトリックスを破壊することで運動細胞と再びシナプスを形成することができるかどうかを検証し、脊髄損傷の治療法の開発につなげたいと考えている。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の具体的な課題は、①新生仔から幼若期ラットの胸腰髄中間質における交感神経節前ニューロンのペリニューロナルネットの形成過程を調べ、自律神経下行路とのシナプス形成との関係を明らかにすること、②新生仔から幼若期ラットの腰仙髄中間質外側核における副交感神経節前ニューロンのペリニューロナルネットの形成過程を調べ、自律神経下行路とのシナプス形成との関係を明らかにすること、③ラット胸腰髄の交感神経節前ニューロンと、腰仙髄の副交感神経節前ニューロンにおけるペリニューロナルネットの破壊が、脊髄損傷後の自律神経下行路の再生に及ぼす効果を検証すること、の3項目である。2023年度は、②の課題に関連して、Wisteria floribunda agglutinin(WFA)をマーカーとしてラットの副交感神経節前ニューロンにおけるペリニューロナルネットの形成過程をP1、P5、P10、P15、P20において検討したが、WFAは胎生20日(P20)までに発現していなかった。一方、バリントン核からのcorticotropin-releasing hormone (CRH)性下行性投射は、P20までに中間質外側核内に確認された。また、ラット仙髄前角のオヌフ核ニューロンにおいても、P20までにWFA陽性のペリニューロナルネットは形成されなかった。これまでの体性運動ニューロンについての研究結果と比較すると、腰仙髄における臓性運動ニューロンのペリニューロナルネット形成は、体性運動ニューロンのそれと比較して遅れることが明らかとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
①と②については、2023年度までに自律神経節前ニューロンにおけるペリニューロナルネットの形成過程を明らかにする予定だったが、できなかった。これは、ペリニューロナルネットの形成が予想よりも遅かったためである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の具体的な課題は「研究実績の概要」の項目に記載した3項目で変更はない。①と②については、P20以降の解析を速やかに行う。③については、コンドロイチン硫酸Aにもコンドロイチン硫酸Cにも有効なコンドロイチナーゼABCをペリニューロナルネットの破壊に使用する予定であったが、より軸索伸長阻害効果が高いコンドロイチン硫酸Cに特異的に有効なコンドロイチナーゼCの使用も検討することにした。
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