Project/Area Number |
23K06289
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 47060:Clinical pharmacy-related
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Research Institution | Hoshi University |
Principal Investigator |
湧井 宣行 星薬科大学, 薬学部, 講師 (40719291)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
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Keywords | HPVワクチン / 薬局薬剤師 / 接種率向上 / 接種意欲 / 子宮頚がん / 教育介入 |
Outline of Research at the Start |
副反応の懸念から積極的勧奨が中止されていたHPVワクチン接種率向上を目標に、地域住民にとって身近な医療の専門家である薬剤師に着目した取り組みを行う。申請者はこれまでの研究で、薬剤師による適切な指導が患者の健康意欲を有意に向上させることを明らかにしてきた。その学術基盤を活用し、薬剤師によるHPVワクチン接種の推奨意欲を維持させる方法の確立と、それによるワクチン接種率の向上を目的として、薬局薬剤師にHPVワクチンに関する教育介入を行い、ワクチン接種推奨意欲に与える効果を明らかにする。加えて、一過性の取り組みとならないよう、継継続的に接種意欲を維持させるための教育介入戦略を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
副反応の懸念から積極的勧奨が中止されていたHPVワクチン接種率向上を目標に、地域住民にとって身近な医療の専門家である薬剤師に着目した取り組みを行う。申請者はこれまでの研究で、薬剤師による適切な指導が患者の健康意欲を有意に向上させることを明らかにしてきた。その学術基盤を活用し、薬剤師によるHPVワクチン接種の推奨意欲を維持させる方法の確立と、それによるワクチン接種率の向上を目的として、薬局薬剤師にHPVワクチンに関する教育介入を行い、ワクチン接種推奨意欲に与える効果を明らかにする。加えて、一過性の取り組みとならないよう、継継続的に接種意欲を維持させるための教育介入戦略を検討する。研究計画では、大きく以下の2つの内容の実施を予定している。 (1)HPVワクチン接種の推奨意欲の維持に向けた教育方法の検討 (2)HPVワクチン接種率向上に向けた効果的なHPV関連情報の提供方法の検討 2023年度は、(1)HPVワクチン接種の推奨意欲の維持に向けた教育方法の検討について研究を行った。具体的には、①HPVワクチン及び子宮頸がんに関する教育的介入効果の検証:並行群間比較試験、及び ②薬学生を対象とした子宮頸がん・HPVワクチンに関する教育効果の検証の2つである。どちらも計画通りに調査を実施しデータを得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに(1)HPVワクチン接種の推奨意欲の維持に向けた教育方法の検討に関する2つの調査(①HPVワクチン及び子宮頸がんに関する教育的介入効果の検証:並行群間比較試験、及び②薬学生を対象とした子宮頸がん・HPVワクチンに関する教育効果の検証)を実施し、目標症例数のデータを得た。2024年度は得られたデータを解析し、学会発表を行う。また、2024年度中には論文投稿を行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究の推進方策については、全体的に研究が順調に進んでいることから、翌年度以降に実施する研究計画も前倒しで実施することを検討し、さらに内容の充実化を図る。同時に、得られたデータの正確性を担保するため、調査前のパイロット試験を含め事前調査を入念に行っていく。
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