Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Outline of Research at the Start |
蛋白尿を主な症状とするネフローゼ症候群では、ステロイド抵抗性を示し、薬物治療が奏功せずに症状が進行するケースが知られている。ステロイド抵抗性獲得に至る詳細なメカニズムは不明である。 応募者らはネフローゼ症候群の原因遺伝子であるイオンチャネルTRPC6の機能解析を行い、チャネル活性を負に制御するCa2+依存的不活性化機構(CDI)の破綻が疾患発症に繋がることを新たに提唱した(Polat, et al. 2019, JASN)。本研究では、変異型TRPC6におけるCDI破綻が、細胞外へ薬剤等を排出するポンプとして働くP-糖タンパク質活性亢進を招き、ステロイド抵抗性の獲得に繋がるとの仮説を検証する。
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