Project/Area Number |
23K06650
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 50010:Tumor biology-related
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
枝村 康平 岡山大学, 大学病院, 助教 (90535816)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
定平 卓也 岡山大学, 大学病院, 助教 (20733322)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 遺伝子治療 / 筋層浸潤性膀胱癌 |
Outline of Research at the Start |
筋層浸潤性膀胱癌については未だ根治性を期待できる内視鏡治療は存在せず、最終的に膀胱全摘除術を余儀なくされるのが現状である。我々は、「癌治療遺伝子REIC/Dkk-3を用いたin-situ 遺伝子治療」の臨床研究において腫抗腫瘍効果を確認した。さらに、新開発した強力な遺伝子発現を実現する制限増殖型アデノウイルスベクターをREIC/Dkk-3と組み合わせることで、これまでの遺伝子治療を遥かに凌駕する抗腫瘍効果が期待できると考える。 本研究では、強力な遺伝子発現技術をREIC遺伝子治療に組み込み、膀胱癌での有効性を検証し、さらなる抗腫瘍効果が期待できる次世代遺伝子局所治療の基盤確立を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
筋層浸潤性膀胱癌については未だ根治性を期待できる内視鏡治療は存在せず、最終的に膀胱全摘除術を余儀なくされる症例も少なくない。癌標的医療の研究開発においては近年、新たな薬剤創製、特に臨床効果の検証と効果増強法の解明が中心課題となっている。我々は、「癌治療遺伝子REIC/Dkk-3 を用いたin-situ 遺伝子治療」の臨床研究において、腫抗腫瘍効果を確認し、さらに「癌細胞の選択的アポトーシス」の誘導を実証している。本研究は、強力な遺伝子発現技術を REIC 遺伝子治療に組み込み、「膀胱癌」での有効性を検証し、さらなる抗腫瘍効果が期待できる次世代遺伝子局所治療の基盤確立を目指す。当該年度においては、組織内圧を可及的に一定に保ちつつ、治療薬を均一に注入できる画期的な薬剤投与技術を用いてOncolytic Adを投与するための予備実験を行った。マウス癌腫瘍モデルに対して当該注入技術を用いた場合、均一に薬液を浸透させ、薬効を最大限に発揮できる可能性を見出した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
癌組織内に試験薬を浸透・拡散させる為の投与システムについての研究を実施した。研究はおおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
組織内圧を可及的に一定に保ちつつ、治療薬を均一に注入できる画期的な薬剤投与技術を開発し、Oncolytic Adを投与するための予備実験を行う予定である。膀胱壁(筋層)奥深くまで根治的に浸透させることを想定した投与法の最適化を行う。
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