Measuring vascular endothelial damage from blood - Purification and analysis of vascular endothelial-derived extracellular vesicles.
Project/Area Number |
23K06860
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52010:General internal medicine-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
川上 恭司郎 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (90589227)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 細胞外小胞 / エクソソーム / バイオマーカー / 血管内皮細胞 / 長期縦断研究 / 網羅的解析 |
Outline of Research at the Start |
従来の血液中細胞外小胞(EV)の網羅的解析では、標的とする組織の細胞とそれ以外の様々な細胞から放出されたEVが混在する試料が用いられてきたため、疾患特異的なバイオマーカーの同定は極めて困難であった。そこで、本研究では組織・細胞特異的なEVを血液から選択的に回収することで、従来法では見えてこなかった新規マーカーの同定を目指す。具体的には、高血圧、糖尿病、脂質異常症等の血管内皮障害を引き起こす可能性の高い疾患を対象として、特異的抗体を用いて血管内皮細胞特異的EVを血液から精製し、その網羅的解析を行うことにより、血管内皮細胞の病的変化を反映する新規バイオマーカーを同定し、その臨床的有用性を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、血管内皮細胞に特異的な細胞外小胞(EV)の精製とその網羅的解析を行い、血管に障害を引き起こす疾患(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)での血管内皮細胞の病的変化を早期に検出する新規バイオマーカーを見出すことを目的としている。 本年度は血漿からの血管内皮細胞由来EVの精製法の確立に取り組んだ。血管内皮細胞に特異性が高く発現しているとされているタンパク質に対する抗体を複数種類用意し、磁気ビーズに結合させた。それらの抗体結合磁気ビーズと血漿と反応させることで、血管内皮細胞に特異的なEVを回収し、その精製度合いをmiRNAの検出により評価し、血管内皮細胞由来EVの精製に最適な抗体の選出を行った。その結果、精製時の混入と考えられる血小板に多いmiRNA(miR-223-3p)が少なく、血管内皮に多いmiRNA(miR-126-3p)を多く検出することが可能な抗体とその精製条件を見出すことに成功した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在までのところ、血漿からの血管内皮細胞特異的EVの精製に関してはほぼ完成している。本研究において、精製の段階が最も困難な部分と考えていたため、その段階を達成したことから、本研究課題は順調に進展していると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
現状、血管内皮細胞に特異的なEVの精製法はほぼ確立している。今後は、この手法を用いて、血管内皮特異的EVのプロテオーム解析やmiRNA-Seq解析のような網羅的解析が可能であるかを検討する予定である。もし可能であれば、患者検体を用いたバイオマーカー探索へと進めていく計画である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)