Project/Area Number |
23K06985
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52030:Psychiatry-related
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
木村 宏之 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (50378030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 曾士 (朴曾士) 愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (50587566)
野田 幸裕 名城大学, 薬学部, 教授 (90397464)
中野 有美 南山大学, 人文学部, 教授 (60423860)
伊藤 幹子 愛知学院大学, 歯学部, 歯学部研究員 (50469003)
吉見 陽 名城大学, 薬学部, 准教授 (00637671)
徳倉 達也 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (20378136)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 慢性疼痛 / 受診行動 / 抗うつ剤 / リエゾン精神医学 / 抗うつ薬 / 精神科リエゾン |
Outline of Research at the Start |
名古屋大学精神科、愛知学院大学口腔外科、名城大学薬学部における連携医療(精神科リエゾン医療)を通じて、治療抵抗性である口腔領域の慢性疼痛の治療について、(1)罹患患者の不安定な受診行動(2)うつ病併存に着目した疼痛緩和効果メカニズム(神経炎症関連物質とモノアミン)(3)長期的な医療アドヒアランス不良という観点からBMSのSNRI治療抵抗性を予測する因子の同定という側面から、症例・対照デザインでは不可避のバイアスを排除しうる前向きコホートデザインで得られた資料を用いつつ、効果的治療法の検討をすすめる。
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Outline of Annual Research Achievements |
名古屋大学精神科、愛知学院大学口腔外科、名城大学薬学部における連携医療(精神科リエゾン医療)を通じて、治療抵抗性である口腔領域の慢性疼痛の治療について、(1)罹患患者の不安定な受診行動(2)うつ病併存に着目した疼痛緩和効果メカニズム(神経炎症関連物質とモノアミン)(3)長期的な医療アドヒアランス不良という観点からBMSのSNRI治療抵抗性を予測する因子の同定という側面から、症例・対照デザインでは不可避のバイアスを排除しうる前向きコホートデザインで得られた資料を用いつつ、効果的治療法の検討をすすめる。 初年度については、名古屋大学精神科、愛知学院大学口腔外科、名城大学薬学部の円滑な連携がとれるようにミーティングを複数回行った。まず、患者の受診行動やアドヒアランスについては、カルテ情報を用いてデータ蓄積を開始している。次に、疼痛緩和効果メカニズム(神経炎症関連物質とモノアミン)については、腔内慢性疼痛患者のうつ病併存群3名・非併存群14名の血液から血漿と血球(単核球、血小板)を分離した。エントリーより12週間のデュロキセチン治療患者の検体および情報を整理し、生化学的解析に必要となるサンプルセット(口腔内慢性疼痛患者治療前サンプル、口腔内慢性疼痛患者治療後、健常者)が準備でき次第、血中生理活性物質の測定を進める。血球中タンパク質の測定系についてはセロトニントランスポーターの測定系は確立しているが、ノルアドレナリントランスポーターの測定系については抗体の選別が必要である。他の血中神経炎症関連物質の測定系の確立を先行して検討し、測定条件が確定した分子から定量解析を進める予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
口腔内慢性疼痛患者の受診行動については、新巻患者のリクルートがすすんでおり、既に収集している患者データに加えて各種臨床データを蓄積している。うつ病併存に着目した疼痛緩和効果メカニズム(神経炎症関連物質とモノアミン)については口腔内慢性疼痛患者のうつ病併存群3名・非併存群14名の血液から血漿と血球(単核球、血小板)を分離した。
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Strategy for Future Research Activity |
口腔内慢性疼痛患者の受診行動については、新患患者をリクルートし、さらなるデータを蓄積する。また、うつ病併存に着目した疼痛緩和効果メカニズム(神経炎症関連物質とモノアミン)については、エントリーより12週間のデュロキセチン治療患者の検体および情報を整理し、生化学的解析に必要となるサンプルセット(口腔内慢性疼痛患者治療前サンプル、口腔内慢性疼痛患者治療後、健常者)が準備でき次第、血中生理活性物質の測定を進める。血球中タンパク質の測定系についてはセロトニントランスポーターの測定系は確立しているが、ノルアドレナリントランスポーターの測定系については抗体の選別が必要である。他の血中神経炎症関連物質の測定系の確立を先行して検討し、測定条件が確定した分子から定量解析を進める予定である。
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