Project/Area Number |
23K07004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52030:Psychiatry-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
池水 結輝 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任研究員 (50963550)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平野 好幸 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 教授 (50386843)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 強迫症 / 安静時fMRI / 拡散テンソル画像 / 機械学習 / 機能的MRI / 予後予測 |
Outline of Research at the Start |
認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy; CBT)は強迫症に有効な治療法であるが、反応性には個人差がある。CBT前後で、安静時脳結合から計算される脳ネットワークを反映する安静時機能的磁気共鳴画像 (安静時fMRI)と白質の結合性から白質微細構造を形態学的に評価する拡散テンソル画像を組み合わせた脳画像的評価と、治療反応性に関する研究が望まれている。安静時fMRIと拡散テンソル画像を撮像し、脳機能・形態学的両面から強迫症における神経学的メカニズムとCBTによる変化を調べる。さらに脳画像所見から機械学習の手法を用いて、高精度の治療反応性予測モデル構築を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
千葉大学医学部附属病院認知行動療法センターにて年間20-30名程度の強迫症の方をリクルートし、認知行動療法を実施している。過去に認知行動療法センター及び千葉大学子どものこころの発達教育研究センターで認知行動療法を実施した強迫症の方も合わせ、実施前のMRI画像データを用いた治療反応性に関する研究を進めている。安静時fMRIから得られる安静時脳機能結合について、データドリブンであるMulti-Voxel Pattern Analysisを用いて全脳的解析を行い、後頭皮質を中心とした機能的結合性の変化が指摘された。拡散テンソル画像についても、確率的なトラクトグラフィー手法であるTRACULA(TRActs Constrained by UnderLying Anatomyを)を用いて、主要な神経線維束の描出を行った。後方視力的に強迫症の認知行動療法の治療反応性と、治療前の安静時脳機能結合の特徴についてポスター発表(第15回日本不安症学会学術大会、第23回日本認知療法・認知行動療法学会)を行った。さらに、治療前の脳画像的所見について、機能的(安静時fMRIから得られる機能的結合性)及び構造的(拡散テンソル画像から得られる白質線維の微小構造)な評価を組み合わせ、ポスター発表(2023年ヨーロッパ認知行動療法学会総会)並びに口演(第19回Chiba Neuroresearch meeting)を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
対象患者40名が目標で、治療前の画像については過去分を含めて30数名のデータが得られているが、治療後(1年後)についてはその半数程度の状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
認知行動療法施行前の安静時fMRIと拡散テンソル画像から得られた所見については、治療反応性並びに臨床的所見と関連付け、論文化を目指す。 引き続き対象の患者さんリクルートを進めるほか、治療後のMRI撮像についてもご協力いただけるよう努めていく。
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