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頸動脈波の微小栓子シグナル信号解析を用いた、有効で安全な次世代不整脈治療法の確立

Research Project

Project/Area Number 23K07549
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 53020:Cardiology-related
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

柳澤 哲  名古屋大学, 医学系研究科, 特任講師 (30768578)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 因田 恭也  名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (10359747)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Keywords微小栓子
Outline of Research at the Start

本研究は、微小栓子を描出可能な専用の頸動脈ドップラー血流超音波装置を用いて、不整脈アブレーション治療における潜在的脳梗塞のリスクを評価することである。そして、新しい手技法や出力エネルギーの違い、アプローチ法、術中の抗凝固管理等様々な視点から塞栓リスクを評価し、より安全で有効な不整脈治療・予防法を確立することにある。さらに、検出された微小栓子と凝固機能活性化や高次脳機能への影響を評価する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、微小栓子を描出可能な専用の頸動脈ドップラー血流超音波装置を用いて、不整脈カテーテルアブレーション治療中における潜在的脳梗塞のリスクを評価することである。本装置は比較的装着の平易な、侵襲の少ないプローベを頸部に貼付することにより、ドップラー血流解析を連続的に行うことができ、微小栓子発生の頻度やその種類についても評価を行うことが可能である。
今年度は、既に出力の違いによる微小栓子発生の違いについて、前向きの無作為比較研究を立案し、当院での生命倫理審査委員会の承認を得たのち、研究実施を開始して症例登録を続けている。この微小栓子の発生については、治療中の部位においても、発生頻度の違いが観察されており、その特徴的な傾向と誘因についてさらに解析を進めている。また汎用的に登録を続けているカテーテルアブレーション症例の評価研究についても、連続的にデータ解析を行っており、多種多様な不整脈アブレーションの手技とそのリスク・危険性についてデータを収集している。今年度までに、研究開始から40例以上のデータ収集を行うことができた。この内カテーテルデバイスの違いによる栓子発生の違いについて着目し、現在解析と検討を進めている途中である。また、この頸動脈エコー器機について、他施設共同での研究実施についても計画を立案し、現在多施設共同でのアブレーション中の微小栓子または微小空気発生の評価について研究計画を進めているところである。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

アブレーション中の出力の違いによる無作為化比較研究において、症例数の見積もり予定を見直し、研究実施期間と目標症例数の修正を行った。その他、後ろ向き解析においては症例数の蓄積が得られ、現在テーマごとに解析を進めている。

Strategy for Future Research Activity

今後も引き続き症例登録を続けて、できるだけ多くの症例登録を目指す。また得られた結果をもとに分析を開始していく予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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