Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Outline of Research at the Start |
SCLCの生物学的特性として「易抗癌剤耐性獲得性」「高増殖性」「高転移性」が挙げられる。本来このような細胞では、細胞の生存・増殖・遊走能に関わる膨大な量の種々のRNA(mRNA, miRNA, lncRNA, circRNA)が合成されているはずである。にも関わらず、SCLCにおいて抗腫瘍免疫が活性化されないのは、ADAR1が恒常的に活性化され、dsRNA由来のType I IFNの産生を抑制しているからではないかと考えている。本研究ではADAR1の制御でType I IFNの産生を高め、自然免疫系を活性化する事が、ICIの効果が乏しいSCLCにおいて新たな癌免疫療法になり得るかを検証する。
|