Novel therapeutic strategies targeting autoantibody-producing RP105-negative B cells by t-SNE method
Project/Area Number |
23K07910
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 54020:Connective tissue disease and allergy-related
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
小荒田 秀一 国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 教授 (50304887)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
多田 芳史 佐賀大学, 医学部, 准教授 (70284627)
丸山 暁人 佐賀大学, 医学部, 助教 (90508730)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | RP105(CD180) / 自己免疫疾患 / 全身性エリテマトーデス(SLE) / 治療法 / B細胞 / BAFF / ベリムマブ / ステロイド治療 / 全身性エリテマトーデス |
Outline of Research at the Start |
最近、マルチカラー多次元解析(t-SNE)法という新しい細胞解析法が発表されている。ハイパラメータ解析にむいた次元削減の手法で、フローサイトメトリーでは2013年に初めて応用されたアルゴリズム計算によって複数の細胞集団を 2次元プロット上にクラスタリング表示する方法である。本研究では、このt-SNE法を利用することよって、患者B細胞のクラスター解析を行い、さらには、SLEの難治性病態において疾患特異的な真のRP105陰性B細胞クラスターを同定し、同細胞に発現する抗原分子を標的とした治療法の開発を世界で初めて試みる。
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Outline of Annual Research Achievements |
自己免疫疾患の難治性病態ではB細胞標的治療法が提案されているが、その効果は完全ではない。我々は、SLEにおいてRP105陰性B細胞が、自己抗体産生細胞であることを世界で初めて報告したが、今回、マルチカラー多次元解析(t-SNE法:t-Distributed Stochastic Neighbor Embedding)によりB細胞クラスター解析を行い、真の自己抗体産生B細胞を同定し同細胞に対する治療法の新規開発を行っている。t-SNE法は、フローサイトメトリーでは2013年に初めて応用された。アルゴリズム計算によって複数の細胞集団を 2次元プロット上にクラスタリング表示し、データ全体の特徴を視覚的に認識しやすくする方法である。今回、t-SNE法によるパイロット研究を行った。 予備的研究であるが、t-SNE法によるSLE患者B細胞のクラスター解析によりRP105陰性B細胞は20を超える多彩なサブセットから成ることが明らかとなった。 自己免疫疾患でのB細胞異常は単に自己反応性B細胞として一括して取り扱われていることが多い。RP105のB細胞での発現についても、疾患により多様である。その異常B細胞は、さらに多様な細胞集団の複合体であり、疾患により大きく異なっている可能性がある。したがって、病態ごとの真の病的B細胞を特定し、新規治療法の戦略的開発を目指す必要があると考えられる。 今後、t-SNE法を用いて、RP105陰性形質芽B細胞を詳細にクラスター解析し、真の病的B細胞を特定し、新規治療法の戦略的開発を目指す。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
SLE由来の末梢血単核球を用いてRP105陰性B細胞についてt-SNE法を用いてB細胞のクラスター解析を行っている。次いで、病態に関与する異常B細胞集団を同定を試みている。上記の研究を行い、疾患ごと、患者ごと、病態ごと、治療反応性ごとのクラスター集団を抽出し、その集団のフェノタイプを詳細に解析している。 新規治療法の開発を行うために本研究では、SLEの病的自己抗体産生を行うRP105陰性形質芽細胞のクラスター解析を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
自己免疫疾患のB細胞異常は自己反応性B細胞として一括されていることが多いが、実際は多様な細胞集団の複合体であり、疾患、患者、治療によって異なっている可能性がある。 t-SNE法を用いて、RP105陰性形質芽B細胞を詳細にクラスター解析し、真の病的B細胞を特定し、新規治療法の戦略的開発を目指す。 また、RP105陰性自己反応性B細胞は正常者にも存在することが知られているが、その詳細な解析はいまだ行われていない。病的細胞と正常細胞の比較が重要であり、その基礎的なデータを確立するために、今後、健常者におけるRP105陰性B細胞のフェノタイプ解説も行う。健常者からの自己反応性B細胞と病的自己反応性B細胞の比較により病的細胞の特質を同定する。
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Report
(1 results)
Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Recent advances in the treatment strategy for AAV improved outcomes with intensive GC tapering2023
Author(s)
Nobuyuki O, Tatsuya K, Takeyama Y, Inoue Y, Ueda N, Nagano S, Ohta S, Inoue H, Sawabe T, Chifu Y, Yoshizawa S, Oryoji Kensuke, Kimoto Y, Miyake K, Ayano M, Mitoma H, Arinobu Y, Miyamura T, Horiuchi T, Akashi K, Tada Y, Niiro H
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Journal Title
International Journal of Rheumatic Diseases
Volume: 27
Issue: 1
DOI
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Peer Reviewed
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