Pathophysiological analysis of the beta cell volume change elicited by pregnancy and gestational diabetes mellitus in Japanese pregnant women
Project/Area Number |
23K08020
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 54040:Metabolism and endocrinology-related
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
若狹 朋子 近畿大学, 奈良病院, 教授 (70281269)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水上 浩哉 弘前大学, 医学研究科, 教授 (00374819)
佐々木 崇矩 弘前大学, 医学研究科, 助手 (50858173)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 妊娠糖尿病 / 妊娠 / 糖尿病 / 病理解剖 / インスリン / ソマトスタチン / アミロイド / ランゲルハンス島 / β細胞 / 妊産婦死亡 / セレトニン |
Outline of Research at the Start |
妊娠糖尿病は全妊婦の10%程度に発生する病気です。糖尿病の遺伝的素因のある方に妊娠中のホルモン変化によってインスリン抵抗性が加わり発症するとされていますが、その原因は不明です。げっ歯類を用いた研究では妊娠中はインスリンを作る膵β細胞が大きくなって糖尿病を防止することが知られていますが、ヒトの妊娠中の膵島変化についての研究はほとんどありません。本研究では不幸にして糖尿病以外の原因で亡くなられたお母さんの膵臓を用いて、日本人における妊娠中の膵島細胞の変化を解析し、妊娠糖尿病の病態解析のための基礎データを作ることを目的としています。妊娠糖尿病の病態の理解や、予防法開発への展開が期待できます。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまで収集した、妊娠中、あるいは産褥1年未満に死亡した病理解剖症例についてデータベースを構築した。臨床情報、肉眼写真をデジタル化し、さらに匿名化を行った。臨床情報については、いずれの症例も通常の妊婦健診を受診していたことが確認された。非妊時体重、死亡直前の体重、尿糖についてのデータは全例について収集できたが、ヘモグロビンA1cなどの糖尿病に特化した検査項目については、全国的にも妊婦健診の期間中、ほとんど行われていないことが分かった。 全国30施設から妊娠35週未満の妊産婦死亡症例の病理解剖例を収集した。それぞれの症例のパラフィン包埋切片と臨床情報を収集し、弘前大学分子病態病理学講座において、インスリン、グルカゴン、ソマトスタチン、PP等のホルモンの発現、エストロゲン、プロゲステロン受容体、セロトニン受容体について免疫染色を行い、膵島新生、増殖能、分化転換の有無について検討した。さらに、膵島アミロイド沈着の有無及び沈着量を計測した。ランゲルハンス島における各種内分泌細胞の量を各症例について計測した。対象群として同年代の女性の膵臓の検体を弘前大学病理学教室の過去の病理解剖症例より抽出し、同様の免疫染色を行い、同様の項目について計測した。 2023年11月10日に久留米市において第15回妊産婦死亡症例病理検討会を開催し、分担研究者に加えて、大阪公立大学医学部付属病院病理診断科の加藤雅大先生、宮崎大学医学部病理学講座構造機能病態学分野 山下篤先生、トヨタ記念病院病理診断科 島寛太先生を招聘して病理解剖症例の検討を行った。今回、満期産の妊娠糖尿病症例についてランゲルハンス島の変化を検討した。 これらの結果は、2025年の日本病理学会などで発表の予定である
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
検体の収集は順調に進んでいる。 それぞれの症例について免疫染色もほぼ終了した。 1回目の測定、および解析が終了し、妊娠経過に沿ってその変化を検討している。
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Strategy for Future Research Activity |
膵臓ランゲルハンス島の細胞は、1つの細胞から2種類以上のホルモン活性物質を分泌する可能性が示唆されている。このため、同一の標本で2種類、3種類のホルモン活性物質を染色しランゲルハンス島の中でのホルモン産生の局在を詳細に検討する予定である。 また、妊娠経過に従ってランゲルハンス島が新生されていく過程が観察されているので、ランゲルハンス島の新生に係る増殖因子について検討を進める予定である。 これまでにまとめた結果を、日本内分泌学会、日本病理学会、日本産科婦人科学会への発表する。 さらに結果をまとめた英文論文を作成し投稿する予定である。 今後、膵臓以外の臓器、例えば、肝臓、副腎、腎臓、心臓などについてそれぞれ妊娠における臓器の変化を重量や形態学的変化を含め、検討し、まずは正常妊娠における変化について検討する。
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Report
(1 results)
Research Products
(31 results)
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[Journal Article] Diabetes mellitus impacts on expression of DNA mismatch repair protein PMS2 and tumor microenvironment in pancreatic ductal adenocarcinoma2023
Author(s)
Pan X, Mizukami H, Hara Y, Yamada T, Yamazaki K, Kudoh K, Takeuchi Y, Sasaki T, Kushibiki H, Igawa A, Hakamada K.
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Journal Title
J Diabetes Investig
Volume: 14
Issue: 1
Pages: 132-144
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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