Project/Area Number |
23K08044
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55010:General surgery and pediatric surgery-related
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
鈴木 啓介 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (50724887)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古村 眞 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (10422289)
川島 祐介 公益財団法人かずさDNA研究所, ゲノム事業推進部, ユニット長 (30588124)
田畑 泰彦 京都大学, 医生物学研究所, 教授 (50211371)
藤代 準 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60528438)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 再生医療 / 食道再生 / orthotopic iBTA / biosheet / ゼラチン / 生体内組織形成術 / biotube / 生分解性鋳型 / 増殖因子 |
Outline of Research at the Start |
上下の盲端間の距離の長いlong gap型の先天性食道閉鎖症では、治療成績の改善のため食道再生の開発が求められる。生体内で非吸収性の材料(鋳型)の周囲に形成されるbiotubeは臓器欠損部に移植すると臓器に応じた組織が再生するが、この方法では二度の手術が必要であった。本研究ではゼラチンより生分解性の鋳型を作成し、再生が必要な食道欠損部に直接挿入することで周囲にbiotubeを形成させて一期的な食道再生を行う。さらにゼラチンの薬剤徐放作用を利用し、鋳型に細胞増殖因子を添加して徐放させ筋層も含めた食道再生を促進させる。本法をラットやウサギのの食道閉鎖症モデルに対して実施し有用性を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
生体内組織形成術(iBTA) は非吸収性の鋳型を生体内に埋入し周囲に再生医療の材料となる線維性組織体を作成する技術であり、作成したbiosheet/biotubeを臓器欠損に移植すると臓器に応じた組織再生が生じる。我々はiBTAを改良し、再生が必要な部位に鋳型を直接埋入することにより一期的な臓器再生を行う同所性iBTA (orthotopic iBTA) を報告した。本研究ではさらに、ゼラチンシートを用いて回収の必要がない生分解性の鋳型を作成し、orthotopiciBTAによる完全な一期的食道再生を行うことを目的とする。さらに、ゼラチンの薬剤徐放作用を応用して細胞増殖因子を鋳型周囲に添加することで筋組織の再生を促進し、long-gap型の先天性食道閉鎖症に対して食道再生による一期的な根治術を開発することを目指す。 2023年度はゼラチンで作成した生分解性の鋳型によりbiosheetが作成できることを確認した。マウスの背部皮下にゼラチンを材料とする鋳型を埋入すると、1週間後には鋳型は完全には分解されておらず、周囲に線維性の被膜が形成されていた。このbiosheetを摘出して細胞を単離してフローサイトメトリー解析を行い、従来の非吸収性の鋳型により作成したbiosheetと同様の細胞集団が存在することを確認した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、生分解性の鋳型によりbiosheetが作成できることを確認できた。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究では増殖因子を添加したゼラチンの生分解性の円筒形の鋳型を作成し、食道欠損部に間置して食道再生を誘導することを目的としている。 次年度は円筒形の鋳型を作成し、マウスの食道へ移植し食道の修復が可能かを検討する。さらにこの鋳型にTGFβやIGF-1などの増殖因子を添加して徐放化し、食道組織の再生が誘導されるかを検証する。
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