Antitumor B Cell Immune Responses in Perioperative Breast Cancer Patients
Project/Area Number |
23K08101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55010:General surgery and pediatric surgery-related
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Research Institution | Japanese Foundation for Cancer Research |
Principal Investigator |
北野 滋久 公益財団法人がん研究会, 有明病院 先端医療開発科, 部長 (60402682)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 万貴子 公益財団法人がん研究会, 有明病院 先端医療開発科, 研究員 (00380668)
清谷 一馬 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 医薬基盤研究所 難病・免疫ゲノム研究センター, 副センター長 (30433642)
上野 貴之 公益財団法人がん研究会, 有明病院 乳腺外科, 部長 (40452362)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 腫瘍免疫 / TLS / 乳がん / 周術期 / 腫瘍免疫学 / 周術期治療 / B細胞 |
Outline of Research at the Start |
乳癌患者におけるB細胞系免疫細胞の腫瘍免疫における役割や意義を解明するために、主に周術期治療における乳癌患者の腫瘍や血液検体を用いて各種免疫学的解析を行い、各分化段階のB細胞系免疫細胞の数量やそれらの細胞内外の各種機能分子の発現と臨床経過との相関について解析する。最終的にB細胞系免疫制御を介した新規がん免疫治療の標的候補となりうるB細胞系免疫細胞クラスター、その細胞内外の分子を新規に同定を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、乳癌患者におけるB細胞系免疫細胞の腫瘍免疫における役割や意義を解明するために、主に周術期治療における乳癌患者の腫瘍や血液検体を用いて各種免疫学的解析を行い、各分化段階のB細胞系免疫細胞の数量やそれらの細胞内外の各種機能分子の発現と臨床経過との相関について解析する。最終的にB細胞系免疫制御を介した新規がん免疫治療の標的候補となりうるB細胞系免疫細胞クラスター、その細胞内外の分子を新規に同定を目指す。 血液検体については、マルチカラーフローサイトメーターBD FACSymphonyあるいはマスサイトメーターHeliosを用いて、末梢血単核球の組成や性状を網羅的に解析する。組織検体については、多重免疫染色装置Vectra Polarisを用いて、腫瘍微小環境におけるB細胞を中心とした免疫状態を調べていく。 今年度は、手術前後の検体集積を進めると同時に、測定系の構築を行った。フローサイトメーターもしくはマスサイトメーターについては、末梢血単核球の組成を網羅的に解析するための抗体セットを決定し、そのバリデーションを実施した。多重免疫染色については、組織において散見されるB細胞が豊富な三次リンパ組織様構造(Tertialy Lymphoid Structure: TLS)を検出するための抗体セットを選別し、現在、バリデーションを実施中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度は、検体の集積を進めると同時に、測定系の構築をほぼ終えることが出来た。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、引き続き検体の集積を進めると同時に、同一症例の手術前後検体が得られたものから、順次測定を解析する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)