Project/Area Number |
23K08221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55020:Digestive surgery-related
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
川久保 博文 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (20286496)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 諭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (30594725)
信末 博行 藤田医科大学, がん医療研究センター, 講師 (90525685)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 食道癌 / 薬剤耐性 |
Outline of Research at the Start |
本課題は、Drug repositioningによるDCF療法の奏効率向上を実現することを目的とする。申請者がこれまで進めてきた、DCF耐性細胞株樹立、既存の1200薬剤を用いたDrug screeningによる候補薬剤について検証を行い、網羅的解析によるそのメカニズムの解明を経て、DCF療法と併用することで奏効率向上を実現する薬剤を同定する。さらに、Patient derived xenograft(PDX)を用いた臨床効果の予測、さらには過去の食道癌患者データを用いることで、実際にDCF療法投与時に、対象薬剤を常用していた患者における、術前化学療法の奏効を評価することで検証する計画である。
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Outline of Annual Research Achievements |
外科的切除可能な食道癌に対しては、術前化学療法+手術が標準治療である。同治療戦略は手術が主軸である一方で、術前化学療法の奏効が強力な予測因子であることを申請者らは報告した。(Matsuda S, Kawakubo H, et al. Ann Surg 2020.)本課題は、Drug repositioningによるDCF療法の奏効率向上を実現することを目的とする。すでにDCF耐性細胞株は複数株で樹立され、既存の1200薬剤を用いたDrug screeningによる候補薬剤の選定を終了している。その候補薬剤に関して、現在、検証とメカニズム解明を進めている状況である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
すでにDCF耐性細胞株は複数株で樹立され、既存の1200薬剤を用いたDrug screeningによる候補薬剤の選定を終了している。 その候補薬剤に関して、現在、検証とメカニズム解明を進めている状況である。 網羅的解析として、親株と耐性株、ならびに奏効薬剤使用の有無による複数グループに対するRNAシーケンスを提出し解析は終了している。 しかし、候補薬剤の絞り込みに時間を要している状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
RNAシーケンス結果から候補遺伝子の絞り込みを行うとともに、奏効薬剤の作用機序から仮説を絞り込み、メカニズムの解明に向けた実験を進めていく計画である。
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