Project/Area Number |
23K08333
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55050:Anesthesiology-related
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
阿部 尚紀 愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (10512155)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西原 佑 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (50568912)
チョードリ エマムッサレヒン 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (90726803)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 鎮痛薬 / 敗血症 / B細胞 / 免疫麻痺 / 術後感染 / 交感神経 |
Outline of Research at the Start |
手術侵襲に伴った交感神経の活性化は様々な術後合併症の発症に関与しており、その反応をコントロールすることは有益であると考えられている。我々の研究室で、Sham-CLP(開腹手術のみ)でも、術後2時間という超急性期に敗血症と同様のB細胞減少を認めた。そのため外科的ストレスに伴った交感神経の興奮は、敗血症時と同様の免疫麻痺状態を作り出し、術後手術部位感染の発症に関与している可能性がある。この免疫麻痺状態を作り出すB細胞減少のメカニズムを解明し、術後感染を予防する治療薬の開発に繋げる。
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Outline of Annual Research Achievements |
CLPとSham-CLP作成1時間前に鎮痛薬を投与し、CLPとSham-CLP作成2時間後に採血を行い、フローサイトメトリーにて末梢血白血球におけるB細胞の割合を測定し、鎮痛薬投与が急性期のB細胞減少を抑制できるか調査中である。 また、それらの投与が生存率の改善をきたすかも現在調査中である。N数を現在増やしている最中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
CLPモデルの安定に少し時間を費やしてしまった。 現在は鎮痛薬の投与でどの程度リンパ球数が変化するのか調査中である。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度はβ2アドレナリン受容体阻害剤や骨髄内にB細胞を留めておく作用のあるCXCR4阻害剤などの効果を検討していく予定であうる。
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