Project/Area Number |
23K08352
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55050:Anesthesiology-related
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
木村 哲 秋田大学, 医学部附属病院, 准教授 (00312702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀越 雄太 秋田大学, 医学部附属病院, 助教 (50638260)
五十嵐 千香 (厨川千香) 秋田大学, 医学部附属病院, 医員 (60748250)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 術後認知機能障害 / 睡眠障害 / 神経炎症 / Rhoキナーゼ阻害薬 |
Outline of Research at the Start |
術後認知機能障害(POCD)は、高齢者に多い手術・麻酔を契機とする高次脳機能障害であり、入院期間・医療費・死亡率の増加を招く。高齢者に多い睡眠障害は、学習・記憶機能を低下させる。POCDと睡眠障害の両者に神経炎症と血液-脳関門(BBB)傷害が関与しており、術前睡眠障害はPOCDの危険因子である可能性がある。 本研究では睡眠障害老齢ラットモデルを用いて、術前の睡眠障害がPOCDと神経炎症・BBB傷害を増悪させるか、さらに睡眠状態の改善によりこれらが回復するか、さらにRhoキナーゼ阻害薬ファスジルによる神経炎症抑制が、術前睡眠障害によるPOCDと神経炎症・BBB傷害の増悪を軽減できるかを検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
老齢ラットを用いて、睡眠障害が全身麻酔術後認知機能障害に及ぼす影響を検討する計画であるが、睡眠障害モデルの作成に試行錯誤しており、未だデータの収集に至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
老齢ラットを用いて、睡眠障害が全身麻酔術後認知機能障害に及ぼす影響を検討する計画であるが、睡眠障害モデルの作成に試行錯誤しており、未だデータの収集に至っていない。
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Strategy for Future Research Activity |
脳波解析により睡眠障害を確認する予定であったが、様々な問題があり、脳波以外の指標を用いて睡眠障害を評価することとした。数か月後からデータを収集開始できるよう準備中である。
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