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Association between signs of life and outcome in out-of-hospital cardiac arrest: a prospective cohort study

Research Project

Project/Area Number 23K08480
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 55060:Emergency medicine-related
Research InstitutionSapporo Medical University

Principal Investigator

文屋 尚史  札幌医科大学, 医学部, 助教 (50721586)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 原田 敬介  札幌医科大学, 医学部, 講師 (00560004)
成松 英智  札幌医科大学, 医学部, 教授 (70295343)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2028-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2027: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Keywordssigns of life / 院外心停止 / 死戦期呼吸 / 対光反射 / 何らかの体動
Outline of Research at the Start

近代心肺蘇生が1960年に成立し60年経つが、現在でも院外心停止(OHCA)の転帰は不良である。以前から心停止に対する心肺蘇生(CPR)中にsign of lifeを認める症例がいることが知られており、このsign of lifeは予後良好因子であることが示唆されてきた。sign of lifeとは臨床的に心停止であるにも関わらず、CPR中に認められる1. 呼吸(死戦期呼吸)、2. 対光反射、3. 何らかの体動、と定義されるものである。
本研究はOHCAの予後良好因子である可能性が高いsign of lifeがOHCAの予後良好因子であるかを明らかにすることを目的とした前向きコホート研究である。

Outline of Annual Research Achievements

研究の目的:院外心停止(OHCA)の予後良好因子である可能性が高いsigns of life(心停止蘇生中に見られる①死戦期呼吸、②対光反射、③何らかの体動)が真にOHCAの予後良好因子であるかを明らかにすること。
明らかにするもの:A) OHCAにおいてCPR中に認められるsigns of lifeがOHCAの予後良好因子であるか、B) 3つのsigns of lifeそれぞれの「発生頻度」「発生タイミング(①救急隊接触時、救急隊搬送中、③病院到着時)」「それぞれの転帰との関係」について明らかにする。
明らかにする方法:前向きにOHCAのsigns of life及び病院前情報・院内情報・転帰を収集。収集後に解析を行う予定。本研究目的を明らかにするために前向きコホート研究を立案した。初年度は研究に参加する施設(医療施設に加え、消防施設)を可能な限り参加を依頼した。研究計画書を札幌医科大学のInstitutional Review Boardに提出し承認を得た。症例登録に向けたElectronic Data Capture(EDC)を構築するために、TXP medical株式会社に依頼しEDCを構築した。EDCには以下の3つのデータをそれぞれ入力し、救急隊の覚知日時で突合する方法とした。
1つ目の救急隊搬送中のsigns of lifeデータは2~4か月毎に各消防から収集し、2つ目の病院外心停止の消防の入力項目であるウツタインデータは毎年6月を目途に収集し(各消防のウツタインデータの登録が毎年6月までに行われるため)、3つ目の各病院からのデータは転帰確定後、6か月から12カ月後にEDCに入力を行う予定としている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究計画は当施設の一括審査の形をとり、IRBの承認をうけ、他施設のIRBも無事に承認された。共同研究機関(医療施設)は2024年5月時点で13施設が参加しており、研究協力消防施設は17消防施設が参加している。
症例を入力するEDCも予定通り作成され、症例の入力が始まっている。
2024年1月1日から2月29日までで救急隊からのsigns of lifeのデータは約1000例収集が終了している。

Strategy for Future Research Activity

引き続き症例の登録をすすめる。
3つ必要なデータのうち1つ目のサインオブライフデータ入力シートの回収は順調に行えている。2つ目の各消防施設からのウツタインデータは2024年度の分のデータを各消防でまとめ、2025年6月までの総務省消防庁に登録することとなっており、この作業が終了した時点で入手する予定であり、現時点では入手できないデータである。3つ目の各病院からのデータは、症例の転帰が確定した後6~12か月を目途にEDCに入力頂く予定となっており、このデータもまだ入手できないデータである。
症例の登録期間は2024年1月1日から2025年12月31日までに発生したOHCA症例となっている。2024年のうちに、追加で医療施設、消防の参加を呼び掛ける予定である。
症例のデータ入力がすべて完了する予定である、2026年7月頃よりデータのクリーニングを行い、終了後に解析を行い、学術報告会や論文投稿を行う予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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