Project/Area Number |
23K08648
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大島 寧 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (50570016)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 壯 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50822061)
谷口 優樹 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80722165)
小西 清貴 順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (90323609)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 頚髄症 / MRI / 脳MRI / 機能的MRI |
Outline of Research at the Start |
頚髄症が脳構造や脳機能に与える影響は、脳MRI、特に脳機能的MRI(fMRI)解析によって調べられているが不明な点が多い。本研究では頚髄症患者に脳MRI撮像/解析を行い、大脳皮質容積の減少や大脳白質神経線維密度の低下などの構造的異常を調べる。続いて安静時fMRIを撮像/解析することで脳内ネットワークの異常を解明する。さらに頚髄fMRIの撮像/解析技術を新規開発して脳-頚髄間の機能的連関の異常の有無を調べる。
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Outline of Annual Research Achievements |
事前の研究として、東京大学医学部附属病院(以下当院)で頚髄症に対する手術を受けた患者のうち脳MRIを頚椎術前、頚椎術後に撮像されていた46名の脳MRIデータを解析して脳体積と患者アウトカム(頚部痛や手しびれなど)との間に関連が見られるか検討した。特定の脳領域と術後の手のしびれとの間に関連が見られることが明らかとなったため、関連学会(脊椎脊髄病学会学術集会、日本整形外科学会学術総会、日本整形外科学会基礎学術集会など)および学術誌(Spine誌、European Spine Journal誌など)で公表予定である。この解析結果を踏まえて、当院で頚髄症患者に対する脳MRIを前向き(頚椎術前、頚椎術後半年)に撮像していき、脳体積と患者アウトカムの関連のさらなる解明を進める予定である(倫理申請済み)。また、研究として詳細な脳MRI(機能的MRI、拡散テンソル画像など)を患者で撮像して解析を行うことを計画している。患者が安全であり、なおかつ負担が少なくなるような撮像プロトコルを当院放射線科と綿密に協議している。プロトコルが決まり次第、倫理申請を行い、ファントムを用いた実験を行う計画である。ファントム実験で撮像に問題が生じないことが判明したら健常被験者に対して撮像を実施し、解析に耐えうる質のMRIが撮れているか確認するために仮解析を行う。解析可能であることが確認でき次第、患者に対して同様のプロトコルで撮像を行っていくことを予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
既存のデータ解析に時間を要したため。また患者に対して実験として脳MRIを撮像することに対する体制づくりや倫理面の確認などで時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
患者に対して機能的MRIなどの撮像を行うために、ファントムを用いた実験を実施する。 撮像プロトコルが決まり次第、倫理申請を早急に行う。 患者リクルートを積極的に行い、被験者数を増やしていく。
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