Project/Area Number |
23K08707
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
金子 開知 東邦大学, 医学部, 講師 (60537372)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南木 敏宏 東邦大学, 医学部, 教授 (00282749)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | グルココルチコイド / 骨粗鬆症 / 破骨前駆細胞 |
Outline of Research at the Start |
ステロイド性骨粗鬆症はステロイドの過剰状態が原因で発症する代表的な続発性骨粗鬆症である。ステロイド性骨粗鬆症の発症にはステロイドの骨組織に対すステロイドの破骨細胞分化、活性化への関与は不明な点が多い。研究者は閉経後骨粗鬆症患者の循環血中において破骨細胞活性に分化するosteoclast precursor cell(OPC)を同定した。本研究では、ステロイド治療前後の膠原病患者の末梢血単球より破骨細胞に分化し得るOPCの変動を解析することで、ステロイド性骨粗鬆症の病態へのOPCの関与を明らかにする新規性の高い研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
ステロイド性骨粗鬆症はステロイドの過剰状態が原因で発症する代表的な続発性骨粗鬆症である。ステロイド性骨粗鬆症の発症にはステロイドの骨組織に対する直接作用や全身への作用によるCa代謝の変化や性ホルモンを介した間接作用が関与する。ステロイドの直接的作用の一つとして破骨細胞に作用しアポトーシスを抑制し細胞寿命を延長し骨吸収を促進すると考えられている。しかし、ステロイドの破骨細胞分化、活性化への関与は不明な点が多い。研究者は閉経後骨粗鬆症患者の循環血中において破骨細胞活性に分化するosteoclast precursor cell(OPC)を同定した(現在投稿中)。本研究では、ステロイドを新規に投与する活動期膠原病患者を対象にステロイド投与前後での末梢血中のOPCの変化を検討することでステロイド性骨粗鬆症におけるOPCの関与を明らかにすることを目的としている。現在9例の症例を解析しており症例を蓄積していき研究成果を発表していく予定にある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
対象症例数は新規ステロイド治療を行う患者数が年間約20例であり3年間で60例の症例数を予定している。現在のところ9例の症例が本研究にエントリーしておりデータを解析しているが目標としている症例数には及んでいない状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
対象となる症例に関して積極的に本研究にエントリーしてもらえるように担当医師に伝えて多くの症例がエントリーしてもらえるように進めていく。
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