膀胱がんにおけるlong non-coding RNAが担う役割の解明
Project/Area Number |
23K08724
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56030:Urology-related
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
梅田 浩太 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (20868260)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大家 基嗣 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00213885)
田中 伸之 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60445244)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | lncRNA / 膀胱がん / ペムブロリズマブ |
Outline of Research at the Start |
long non-coding RNA(lncRNA)は200塩基以上のncRNAの総称で、生体内でRNA結合タンパク質と結合し、様々な生理活性をもつが、長鎖lncRNAは未知な点が多い。ハイスループットな新規RNA detection system:quantitative in situ hybridization chain reactionと最新の膨張顕微鏡法を組み合わせることで、膀胱がんlncRNAの発現や細胞内局在を定量的・三次元で可視化して機能解析を進めていく。この解析を進めることで尿路上皮がんにおけるゲノム医療や新規治療開発につなげていくことを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
Long non-coding RNA (lncRNA)は200塩基以上のncRNAの総称で、生体内でRNA結合タンパク質と結合し、様々な生理活性を有する。本研究は、ハイスループットな新規RNA detection system:quantitative in situ hybridization chain reaction (qHCR)と最新の膨張顕微鏡法を組み合わせることで、膀胱がんlncRNAの発現や細胞内局在を定量的・三次元で可視化して機能解析を進めることを目的とした。 免疫チェックポイント阻害薬であるペムブロリズマブは、2017年より保険適応となり、広く投与されるようになってきているが、効かない症例や耐性がみられる症例がみられている。lncRNAと膀胱がんとの関連のなかで、とりわけ実臨床での喫緊の課題であるペムブロリズマブとの関わりにより重点をおいた。 ペムブロリズマブ投与前後での検体がある9例において、剖検した症例を中心に88か所に及ぶDNAやRNAの抽出を行い、次世代シークエンスで遺伝子変異解析及びトランスクリプトーム解析を行っている。複数のサブクローンを特定し、その関連を解析し、実際に免疫染色レベルで発現を再現できることを示した。また、パブリックデータにおいてもサブクローンと予後の関連を確認した。 また、免疫チェックポイント阻害薬の適応が広がり、免疫チェックポイント阻害薬であるニボルマブは、2022年に尿路上皮癌における術後補助療法として保険適応となった。膀胱がんに対して膀胱全摘除術を施行した118例のデータベースを作成し、術後補助療法としてのニボルマブの有効性や有用なバイオマーカーについて検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画2「膀胱がん検体のDNA変異とlncRNA発現の関連」の遺伝子解析を本年度は先行しており、計画1「膀胱がんlncRNAと予後・腫瘍免疫微小環境の検討」に遅れがみられているため。
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Strategy for Future Research Activity |
計画1に基づいてlncRNAの細胞内局在を明らかにしていく。また、先行している計画2についてはlncRNA発現との関連を中心に解析を更にすすめていく。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)