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エクソソーム表面糖鎖を標的とした新規子宮内膜症バイオマーカーの開発

Research Project

Project/Area Number 23K08886
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

橋本 香映  大阪大学, 大学院医学系研究科, 講師 (90612078)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 澤田 健二郎  大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00452392)
中村 幸司  大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (00900151)
山下 紗弥  大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (40880993)
岡村 綾子  大阪大学, 大学院医学系研究科, 技術補佐員 (40910253)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywords子宮内膜症 / エクソソーム / 糖鎖
Outline of Research at the Start

子宮内膜症症例のうち病勢進行のリスクの高いものを選別することができれば、進行リスクの低い症例は薬物療法を回避できる。 本研究では情報伝達物質として注目される血清中のエクソソームの表面に発現する糖鎖に着目し、異なる進行度の子宮内膜症および正常対照における血清エクソソームを抽出し、エクソソーム上の糖鎖プロファイルを比較検討することで子宮内膜症の病勢進行リスクを評価するバイオマーカーを開発につなげる。

Outline of Annual Research Achievements

子宮内膜症症例のなかには病勢進行の早い症例と進行の緩やかな症例が存在するが、それらを判別するバイオマーカーは存在せず、いずれの症例においても進行・再発抑制のために薬物療法にて病勢コントロールを推奨することになる。本研究は薬物療法が真に推奨される病勢進行の早い症例と、薬物療法の必要性の低い病勢が緩やかな症例を判別することを目的とし、エクソソーム上の糖鎖プロファイルに着目して検討を行う。
当初計画で子宮内膜症嚢胞壁から得た内膜間質細胞(EESC)と子宮内膜症症例の正所性子宮内膜間質細胞(UESC)、非子宮内膜症症例の正所性子宮内膜間質細胞(ESC)の初代培養細胞を用いる予定であったが、UESCを得るための手術症例が非常に稀になっており、EESCとESCを用いての検討とすることとした。初代培養から得たEESC、ESCの細胞上清から、MagCaptureTM Exosome Isolation Kit を用いてエクソソームを回収した。EESCは同じ細胞数で培養していても症例によりエクソソームの回収量の差が大きい傾向にあった。またESCからのエクソソームの回収量は少なく充分量のエクソソームを得るためには継代を重ねる必要があった。エクソソームにおける糖鎖プロファイルを比較する前段階として初代培養した細胞間での糖鎖発現について、すでに先行実験において内膜症症例で認められている糖鎖発現の変化があることをレクチンブロットにて確認し、同様の変化のある細胞株から得た細胞上清からのエクソソームを使用する方針とした。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

初代培養細胞を得るための手術症例が減少しており、検体の確保に難渋している。 初代培養細胞の増殖速度は遅く、充分量の検体をえるのに時間がかかっている。

Strategy for Future Research Activity

やや遅れているが、実験方法を大幅に変更する必要のある状況ではないため、当初計画に沿って研究をすすめる。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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