Project/Area Number |
23K08944
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56050:Otorhinolaryngology-related
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
西山 崇経 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (90627168)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大石 直樹 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10348740)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 軟骨伝導 / 骨伝導 / 利得 / 両耳聴 |
Outline of Research at the Start |
軟骨伝導補聴器と骨導補聴器の利得を同等に設定する。健聴者に対して耳栓を用いることで擬似的な難聴を作成し、軟骨伝導補聴器と骨導補聴器をそれぞれ装用し、実耳挿入利得や雑音下語音聴取レベル、方向感検査結果を比較検討することで、軟骨伝導と骨伝導の患側気導聴力に与える影響を評価する。HATSに対して同様の条件で比較検討することで、軟骨伝導と骨伝導の患側骨導聴力に与える影響を評価する。未固定遺体に対して異なる出力の軟骨伝導補聴器を装用し、実耳測定を行うことで、軟骨伝導の線形増幅性の有無を評価する。これらの結果を元に学会発表を行い、情報交換・収集を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
軟骨伝導と骨伝導の聴覚利得の差とその起源を明らかにするため、本研究では主に両者を同様な出力へ設定した上で、実耳挿入利得を測定することで、いわゆる軟骨気導経路における差異を検討する。2023年度は、実耳測定設備や骨導補聴器の準備を整え、次年度以降実際に解剖室での未固定ご遺体を用いた測定を行う予定である。またそれと並行する形で、2023年度は擬似一側伝音難聴者を作成し、軟骨伝導補聴器と骨導補聴器を同様の利得へ設定した上で、方向感検査や雑音下語音検査を行う準備も整ったため、次年度以降に実症例を蓄積する段階にある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
実験に必要な機器や測定環境が整っているため。
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Strategy for Future Research Activity |
未固定ご遺体を用いて、同様の利得設定を行なった軟骨伝導補聴器と骨導補聴器を用いて、実耳挿入利得を測定する。また、擬似一側伝音難聴者を作成し、軟骨伝導補聴器と骨導補聴器を同様の利得へ設定した上で、方向感検査や雑音科語音検査を行う。
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