| Project/Area Number |
23K09003
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 56060:Ophthalmology-related
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| Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
柏木 賢治 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (30194723)
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| Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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| Keywords | 視機能発達 / 屈折障害 / 眼軸長 / 男女差 / 眼軸 / 屈折 / 網膜 / 視神経 / 隅角 / 全身因子 / 環境因子 / コホート研究 |
| Outline of Research at the Start |
環境省が主管長期間前向きコホート研究において乳幼児、小児期の生活習慣、環境、遺伝などが、眼組織や視機能の発達、成人後の眼疾患の発症にどのように関与するか、眼所見が全身の発達や疾患のマーカーになる可能性についての検討を行う。具体的課題は、a) 屈折障害の発症頻度と関連因子の検討と抑制法を探索。b) 網膜、視神経の発達と視機能との関連を解明、視機能発達障害を予防もしくは早期に発見する具体的方策を探索。c)小児の隅角構造の発達を検討し、緑内障などの発症要因を探索。d) 眼科領域の結果と全身的発達や健康障害との関連性を検討、眼科的検査により全身的な発達や障害発症の予見因子となる可能性を検討などである。
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| Outline of Annual Research Achievements |
出生前もしくは成長期における眼球構造の発達や眼疾患への影響について全身関連因子も含め子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の追加調査の参加者を対象に検討を進めている。今回の研究期間において以下の点について明らかにした。①すでに最初の検討から4年以上が経過したが、この間新型コロナウイルスの影響で在宅での学習などの機会が増加したが、通常の学習ができた期間と在宅期間が長かった期間での屈折障害を比較検討した。この結果新型コロナの隆盛期には屈折障害が近視寄りになっていることが判明した。②眼球の発達や屈折障害の発生と体組成、肥満との関連性を検討した。③網膜構造の発達とそれに関連する因子について検討し、多数例の小児の網膜や脈絡膜構造について光干渉計を用いて詳細に検討した。その結果網脈絡膜の構造の正常値を明らかにするとともに、これらに男女差が存在することを明らかにした。④8歳児における視神経乳頭の構造の特徴と関連する因子を検討し、8歳児に正常構造を明らかにするとともに影響する因子を解明した。 本研究は開始から5年を過ぎており、初年度に検討した小児は現在12歳となり2回目の詳細検査時期に該当している。これらの対象者において経時的な眼球構造や屈折障害の変化、さらに関連する眼科領域以外の多数の因子の検討を開始している。また眼球の発達と全身機能など眼科領域以外の機能や構造との関連性を検討してる。さらに環境汚染物質などこれまで検討がされていなかった因子と屈折障害、眼球運動の構造との関連性も検討している。加えて十分な証拠のなかった眼球の発達に関連する生活習慣因子、骨格構造、ホルモン、遺伝子、運動、神経発達などの幅広い分野において検討するためにさらに継続的に検討を行っている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
毎年多くの参加者に対して検討を行うと同時に、当初の予定以上の種類の収集データを得ることができ、すでに複数の英文論文発表がなされており、学会報告も多くされている。 今後はさらに当初計画よりより長期のデータの蓄積が進むことが想定されており、当初の計画以上の進展が得られている。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後、4年間隔の2回目の検診を受ける対象者が多数あること、さらに3回目の検診対象者も予定されており、これら対象者のデータを活用してより詳細に検討を進めて当初の目的を達成する予定である。
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