Project/Area Number |
23K09256
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
舞田 健夫 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (40229282)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
會田 英紀 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (10301011)
煙山 修平 北海道医療大学, 歯学部, 助教 (90981829)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | オッセオインテグレーション / 卵巣摘出 / チタン / 光機能化 / インプラント |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、オッセオインテグレーション獲得後に発症した骨粗鬆症がインプラント周囲骨に及ぼす影響を骨-インプラント結合強度の評価、骨-インプラント界面領域における周囲骨微細構造解析、骨-インプラント接触率の評価を用いて調べることである。本研究の遂行により、術後に発症した骨代謝性疾患のオッセオインテグレーションの長期的な維持に対するリスクとその解決法についての基礎データが得られ、インプラント治療の予知性を大いに高める。
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Outline of Annual Research Achievements |
骨強度の低下により骨の脆弱化をもたらす骨粗鬆症は、骨密度の低下、骨質の劣化が初期固定の不良をもたらし、オッセオインテグレーション獲得のリスクとなることや正常なリモデリングの不能がオッセオインテグレーションの長期的な維持のリスクとなることが考えられている。 本研究の目的は、オッセオインテグレーション獲得後に発症した骨粗鬆症がインプラント周囲骨に及ぼす影響を骨-インプラント結合強度の評価、骨-インプラント界面領域における周囲骨微細構造解析、骨-インプラント接触率の評価を用いて調べることである。 令和5年度は、骨粗鬆症に類似した病態の再現を確認するため、卵巣摘出(OVX) ラットと対照群(Con)ラットの摘出した大腿骨に対して、CT 撮像による骨梁構造の比較と重量測定を行った。 大腿骨のCT画像では、Conラットでは厚い皮質骨と層状で樹脂状の密な骨梁構造を呈していたのに対して、OVXラットでは大腿骨近位部における皮質骨の菲薄化、海綿骨の骨梁の減少が確認された。また、体重変化を比較した結果、卵巣摘出後2週経過した10週齢以降で、OVXラットの体重はConラットに比較して有意に増大した。これらの結果より、OVXラットでは卵巣摘出によるエストロゲンの欠乏が、骨粗鬆症に類似した病態を惹起させていることが確認された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度は、卵巣摘出ラットと対照群ラットの摘出した大腿骨に対して、CT 撮像による骨梁構造の比較と重量測定を行い、骨粗鬆症に類似した病態を確認することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
光機能化処理を行ったインプラント埋入後の卵巣摘出ラットにおけるオッセオインテグレーションの維持をバイオメカニカル試験や組織計量学的評価を行い、検証する予定である。期待しているデータが得られない場合は、卵巣摘出の時期や試験並びに評価の時期の再検討を行う。
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