Project/Area Number |
23K09281
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
田中 晋平 昭和大学, 歯学部, 准教授 (40365705)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩内 洋太郎 昭和大学, 歯学部, 助教 (10882996)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | デジタル印象 / 精度 / 真度 / インプラント / in vivo / デジタル・デンティストリー / 印象採得 |
Outline of Research at the Start |
口腔内スキャナーの特性として,印象範囲が大きくなるにつれて精度(再現性)が低下することが報告されているが ,本研究では,口腔内スキャナーを用いたデジタル印象法の全顎スキャンにおける精度および真度(正確度)を担保するためのデジタル印象採得用補助デバイス(以下「補助デバイス」という)を開発し,補助デバイスの形態の最適化を行うとともに,最適化された補助デバイスの精度・真度補償効果をin vivoで検証する.また,これらの探索を基盤として,製品化に向けたエビデンスを構築することを目的とする.
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Outline of Annual Research Achievements |
口腔内スキャナーの特性に起因して,印象範囲が大きくなるにつれて精度(再現性)が低下することが報告されている.そこで,申請者らは口腔内スキャナーを用いたデジタル印象法の全顎スキャンにおける精度および真度(正確度)を担保するためのデジタル印象採得用補助デバイス(以下「補助デバイス」という)を開発し,予備的検討の結果,欠損部顎堤に補助デバイスを介することで従来法よりも精度が向上することが示された.しかし,補助デバイスの臨床応用と製品化を鑑みると,補助デバイスの形態の最適化,スキャンパスの構築,およびin vivoにおける効果測定など不明な点は少なくない.そこで本研究では補助デバイスの形態の最適化を行うとともに,最適化された補助デバイスの精度・真度補償効果をin vivoで検証することを目的とした. 5種類のスキャン補助デバイスの形態について,5回ずつデジタル印象を行い,全顎の歯列データを取得する.口腔内スキャナーは3Shape社製TRIOS3(現有)を用いる.最小二乗法によるベストフィット方式を用いて,2データ間の全ての計測点で誤差の総計が最小となるように行い,これにより,各デバイスの“精度(再現性)”を検証する.また,標準歯列模型を工業用スキャナーにてスキャンを行い,デジタルデータを取得し,これを対照群(ゴールドスタンダード)とする.このゴールドスタンダードのデータと各デバイスで得られた5個ずつのデータを重ね合わせ,各スキャンデータがゴールドスタンダートからどれだけ乖離していたかを示す“真度(正確度)”を検証する.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
in vivoの研究であるため,倫理委員会の承認を得る必要があり,一定の期間を要した.さらに,被験者の確保についても,想定より難航し,当初計画より相当期間遅延することとなった.
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Strategy for Future Research Activity |
倫理委員会の承認および被験者の確保はほぼ完了しており,次年度より被験者に対して順次データの採得を実施する予定である.データの採得が順調に進行すれば,初年度計画の遅延を一定程度取り戻すことが可能であると考える.
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