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三叉神経節ニューロンの新たな可塑性の獲得様式の同定による神経障害性疼痛の解明

Research Project

Project/Area Number 23K09405
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

林 良憲  日本大学, 歯学部, 准教授 (80582717)

Project Period (FY) 2024-01-17 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Keywords神経障害性疼痛 / 三叉神経節 / IL-33 / Caイメージング / 機械アロディニア / 三叉神経節ニューロン
Outline of Research at the Start

神経損傷モデルマウスの三叉神経節 (TG) においてIL-33の発現増加が認められたことから
、神経障害性疼痛におけるIL-33の重要性が想定される。そのため、IL-33はTGニューロンに対して可塑的変化をもたらす可能性が考えられるが、そのメカニズムは不明である。本研究では、神経障害性疼痛時にTGニューロンがどのようにして可塑性を獲得するのかをIL-33を軸としたCaイメージング法、細胞種選択的遺伝子導入法、行動学的手法などを駆使して解析する。本研究の遂行により神経障害性疼痛の理解の深化および新規治療標的としての可能性を提示していきたいと考える。

Outline of Annual Research Achievements

申請者はこれまでに口腔顔面領域の神経障害性疼痛の発症過程において、三叉神経脊髄路核尾側亜核の新たな痛みメディエーターとしてinterleukin-33 (IL-33) を見出してきた。しかし、IL-33による神経障害性疼痛への関与は未だ十分に解明されていない。口腔顔面領域の神経障害性疼痛の発症に寄与する領域は三叉神経脊髄路核尾側亜核のみならず三叉神経節も重要な役割を担うことが知られている。しかし、IL-33の三叉神経節への影響は国内外を通じて報告は皆無である。そこで本研究では、口腔領域の神経障害性疼痛の発症時の三叉神経節のIL-33の役割を解析することを目的とした。三叉神経第2枝の眼窩下神経を部分結紮することで神経障害性疼痛モデルマウスを作製した。口髭部の機械刺激に対する応答性は神経損傷後に経日的に増加し、神経障害性疼痛の特徴である触覚痛覚として認識する機械アロディニアが認められた。神経損傷後の三叉神経節におけるIL-33の発現量は非損群と比較して有意な増加が認められた。

Report

(1 results)
  • 2023 Annual Research Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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