食料品の買い物環境の視点からみたオーラルフレイル発症予測モデルの構築と予防戦略
Project/Area Number |
23K09465
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57080:Social dentistry-related
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
安細 敏弘 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (80244789)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 聡子 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (70364156)
杉野 弘明 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (30751440)
関口 達也 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (90758369)
片岡 正太 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (40808010)
茂山 博代 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (20875554)
青佐 泰志 別府大学, 食物栄養科学部, 講師 (50775971)
濱嵜 朋子 九州女子大学, 家政学部, 教授 (60316156)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 食・生活環境 / オーラルフレイル / 予防戦略 / 食環境 / 地理情報 / フレイル |
Outline of Research at the Start |
本研究のアウトカムは、フレイル(オーラルフレイルを含む)等のイベント発症と食材店へのアクセスおよび栄養摂取状況等の食環境・生活環境因子との関連性を探ることである。4年間の研究期間を通して、対象地域での調査、地理情報を用いた買い物環境・生活環境の分析、それらを統合した形での統計解析を実施し、学会ならびに論文発表を通じて成果報告を行う。地域住民に対しては、リーフレット等の紙媒体に加えてホームページや講演活動等で社会への還元を行う予定である。
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Outline of Annual Research Achievements |
オーラルフレイルは口腔機能におけるフレイルを示す概念とされている。一方、フレイルは心身機能の顕著な低下のことであり、食事摂取量の低下に傾くため低栄養やサルコペニア(筋肉減弱症)に繋がるとされている。これらは相互に関連しており、予防策としてはタンパク質やミネラルを含むバランスのとれた栄養素摂取が欠かせない。 しかし、高齢者の多くは居住地から食材を入手するまでのアクセスに課題をかかえる「買い物弱者」でもあることから、地域の食環境整備からフレイル(オーラルフレイル)予防、ひいては地域健康政策を考える必要性がある。 そこで、本研究では、フレイル(オーラルフレイル)と食材の買い物環境ならびに日常的な栄養素摂取状況の評価との関連を調べることでフレイル(オーラルフレイル)発症予防に影響を与える要因を分析し、因果関係モデルの解析を試みることを目的とする。その上で、フレイル発症予測モデルを構築し、フレイル予防戦略していく。本研究は、地域の食環境を軸としたフレイル(オーラルフレイル)予防支援につながる研究構想となっている。2023年度は調査に向けた研究体制の整備や対象となる地域の自治体とのコミュニケーションをとりながら現状の把握と課題の抽出を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度は、研究体制の整備、スタッフ会議の実施、評価者のキャリブレーションならびに対象者のリクルートを行うことができ、概ね順調と考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、調査の実施ならびにデータ収集と分析、ならびにGISを用いた買い物環境・生活環境の分析を進める予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)