Project/Area Number |
23K09468
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57080:Social dentistry-related
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
山口 菊江 昭和大学, 歯学部, 助教 (40710421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宗像 源博 昭和大学, 歯学部, 准教授 (90396987)
片岡 有 昭和大学, 歯学部, 講師 (90527300)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 骨補填材料 / sinus floor augmentation / 骨移植材 / dental implant |
Outline of Research at the Start |
超高齢社会における口腔機能改善は健康寿命延伸の観点からも注目されている。歯の喪失による補綴装置として口腔インプラント治療を希望する患者も増加している一方、上顎臼歯部の垂直的既存骨高径の不足に対しsinus floor augmentationの合併症も数多く報告されている。 本研究では、骨開洞部からの骨移植材の漏出を減少させることにより術後感染予防をすることを目的に、上顎洞の形態から骨移植材の形状の選択基準のプロトコールを確立する。特に、上顎洞形態を分類し、填入する骨移植材の形状選択および骨移植材の量の関係に注目し研究を進め、予知性の高いサイナスリフトのプロトコールを確立したい。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、既存の骨補填材料の生体反応を明らかにすることにより、上顎臼歯部へのインプラント治療の際に用いられることが多い上顎洞底挙上術の術後合併症を軽減させるために新たなオーダーメイドの骨補填材を創出し超高齢社会に適する骨補填材料の試作を最終的に目指す。 超高齢社会において骨補填材が多用されているにも関わらず、骨補填材界面の微小領域の生体反応は未だ明らかにされていないため、骨補填材を併用するインプラント治療は、術者の経験を基にした術前の診断および評価のみで、術後の評価は多く行われていないのが現状である。 2023年度は分析機械の不具合により、骨補填材料の理工学的検討を行えなかったため、成形可能な骨補填材を使用して動物実験を行なった。8週齢のWiester系ラットの頭蓋骨に直径5mmの骨欠損を形成し、成形した骨補填材料をおき、骨形成と骨補填材の残留率を病理像にて確認した。 2024年度以降では既存の骨補填材料も含め試料を理工学的に分析及び解析を行い、準備が整えば動物実験も遂行していく予定である。また、動物実験において、結果に個体差を認めたため、同一個体で実験をしていく方向である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
分析機械の不具合により分析が進んでいないため
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Strategy for Future Research Activity |
骨補填材料の既存骨補填材の結晶微小領域の分析として顕微X線回折およびナノインデンテーションを行える環境になったので、早急に実施する。 また、各種骨補填材上で分化誘導培地を用いて間葉系骨髄細胞の細胞培養後に遺伝子解析を行う。
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