Project/Area Number |
23K09483
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57080:Social dentistry-related
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
西 恭宏 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (10189251)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 麻弥 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (30876199)
西 慶太郎 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 医員 (80974170)
濱野 徹 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (60172988)
鎌下 祐次 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (90224641)
中村 康典 独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センター(臨床研究部), 歯科口腔外科, 副院長・部長 (30315444)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 口腔機能管理 / 健康指標 / データビジュアライズ |
Outline of Research at the Start |
口腔機能低下症の検査・管理と供にサルコペニアとフレイルと食と栄養の指標を評価する臨床を多施設で行ないながら,これらの評価を一元的に把握できるビジュアルライズしたICTシステムを作成して試用する。これをもとに,ビジュアライズした口腔機能を主とした経時的医療評価を患者や医療従事者にわかりやすく視覚呈示できるかどうかを検討すると供に,口腔機能管理のアウトカムについて検索する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,地域における口腔機能低下と心身虚弱の予防を推進するために,個人の口腔機能,食と栄養の状態,フレイル等の全身についての評価情報を地域の中で経時的に多職種間で容易に共有することに着眼したものであり,歯科から他職種へ上記評価の維持や低下の情報を発信して,地域において効果的な予防と管理ができるようにすることを目標としている。実際には,歯科来院患者の①口腔機能,②フレイル等の評価,③食と栄養の関連指標を経時的に追跡して関連を横断的・縦断的に検討することで,口腔機能管理がもたらすアウトカムの検討も併行しながら,地域高齢者の口腔機能評価と全身的な健康評価指標を把握すべき項目に絞った上で,それらの低下兆候等の経時的変化を一元的に視覚化して把握できるICTを利用したデータビジュアライズシステムを作成することを目的とする研究である。 これまで,当施設を加えた5歯科医院と2病院歯科における3名の研究分担者と3名の研究協力者によって,口腔機能低下症,フレイル・サルコペニアの検査を実施し,栄養に関する評価として,体重と体組成計計測による四肢骨格筋量を計測してきた。これまで,300名を超える評価データが集まってきており,縦断的な計測を継続しつつある。 データビジュアライズのシステム作成については,① クラウドを利用した現状の自作データビジュアライズシステムの試作,②各口腔機能とアウトカム候補指標の横断的関連の検討を進めているところであり,わかりやすいICT利用のビジュアライズシステムの完成に繋げようとしているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
各施設での口腔機能評価とサルコペニア評価は実施できており,データ収集はほぼ順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
データビジュアライズについては,さらにブラッシュアップが必要であり,国で進めている医療DXについての情報を取りいれながら進めていく必要がある。口腔機能評価については,保険診療において口腔衛生の評価方法に新規方法が認められたため,これを取りいれていくことが必要であり,栄養の評価として当初予定していた食品多様性についてのデータ採取を今後は進めていく予定である。
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