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障害者・要介護者へ向けた歯科オンライン診療の普及を困難にする因子の探索

Research Project

Project/Area Number 23K09564
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

松川 綾子  大阪歯科大学, 歯学部附属病院, 助教 (60908862)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 佑人  大阪歯科大学, 歯学部附属病院, 准教授 (10711038)
小野 圭昭  大阪歯科大学, 歯学部附属病院, 教授 (60221165)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2024: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Keywordsオンライン診療 / 障害者歯科
Outline of Research at the Start

わが国では医療の進歩に伴い救命率が向上していることから、障害者や要介護者が増加している。一方で障害者や要介護者の歯科受診率の低さが報告されており、歯科需要・供給に大きな隔たりがある。
本研究によって障害者・要介護者に対する歯科オンライン診療の普及を妨げる因子を明らかにすることができれば、物理的・心理的バリアフリーへの展開、また患者自身だけでなく保護者や介護者の負担軽減が期待される。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は要介護者, 障害者に対する歯科オンライン診療の普及を妨げる因子を明らかにし,医療アクセス困難者の物理的・心理的バリアフリーへ展開することを目的とする.オンライン診療によって従来型の対面診療に先立ってラポールの形成ができ,医療機関に対する心理的バリアの解決が図れる可能性がある.また,オンライン診療によって専門医による一次医療機関への診療支援が実現すれば,地域にいながら専門性の高い医療を受けることができる可能性があると考える.
本学学内の倫理審査員会の承認を得た後,患者基礎情報の聴取に加え, オンライン診療の知名度,オンライン診療への抵抗感,インターネット使用状況, スマートフォン使用状況, ならびにクレジットカード使用状況について, 5段階スケールを用いた評価を継続している.
約70名から回答を得た.オンライン診療について,具体的に知っているが12%, 名前だけ知っているが61%, 知らないが27%であった.また, 知らない人も含め全く抵抗感が無いが14%, どちらかと言えば抵抗感が無いが24%であった. 一方で, どちらかというと抵抗感があるが22%, 非常に抵抗感があるが0%であった.インターネット使用状況は, 日常的あるいは時々使う人は57%であり,逆に使用環境はあるが全く使わない人と使用環境がない人を合わせると28%であった. スマートフォン使用状況は, 日常的あるいは時々使う人は72%であり, 逆に使用環境はあるが全く使わない人と使用環境がない人を合わせると16%であった. クレジットカードの使用状況は, 日常的あるいは時々使う人は51%であり, 逆に使用環境はあるが全く使わない人と持っていない人とを合わせると29%であった.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の予定通りのサンプルサイズを達成している.その結果を中間報告として第27回国際障害者歯科学会にて発表予定である.

Strategy for Future Research Activity

現段階ではオンライン診療への抵抗感がインターネットあるいはスマートフォンの使用環境が関連していることが単変量解析によって明らかになった.今後は多変量解析が可能となるまでサンプルサイズを増やす予定としている.

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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