Project/Area Number |
23K09691
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
|
Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
中村 美詠子 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (30236012)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 規江 浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (40974332)
三浦 綾子 常葉大学, 健康プロデュース学部, 教授 (30315452)
野末 みほ 常葉大学, 健康プロデュース学部, 教授 (20421836)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
|
Keywords | 半構造化インタビュー / 若年成人勤労者 / 食生活 / 皮膚カロテノイド / ランダム化比較試験 / 行動変容 / 動機付け / ナトリウムカリウム比 |
Outline of Research at the Start |
近年、うつ病と健康的な食事パターンの関連を示す報告が増加傾向にあり、食事介入によるメンタルヘルスの向上が期待される。本研究は若年成人を対象として、食事介入がメンタルヘルスに及ぼす影響をランダム化比較試験で検証する。食事介入は、皮膚カロテノイド測定、尿中ナトリウムカリウム比(Na/K比)測定とSNSによる情報提供を組み合わせたものとする(ICT活用型食事プログラム)。
|
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は20~30歳代の単身の勤労者を対象として食生活に関する半構造的インタビューを実施した。当初、この年代の単身勤労者は食生活に対して多くの障壁を感じていることを想定していた。しかし調査の結果、実際に障壁になると想定していた事象(残業の多さ、調理技術・調理経験の少なさ等)は存在していたものの、当事者はそれを障壁とは認識していないことが明らかになった。当事者が「困っていない」ため、「改善が必要」「改善するためにはどうしたらよいか」という認識にはつながらない。インタビューデータについては今後質的な分析をすすめていく予定であるが、「教育的プログラム」は受け入れられない可能性が高いことが示唆された。 また、企業におけるRCTの実施について、2社とディスカッションし、実現可能なプロトコールについて検討した。研究デザイン、選択基準、謝礼等様々な観点から検討したが、受け入れ可能なプロトコールの合意に至らなかった。引き続き、RCTの実施や研究デザインの変更について検討を進めていく予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
食事プログラム開発、RCTプロトコル完成に至らなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
食事プログラムは教育的プログラムとしないこと、食事とメンタルヘルスの検証においてRCT以外の研究デザインを含めて実施可能性を検討していく。
|