Project/Area Number |
23K09702
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | University of Kochi |
Principal Investigator |
立木 隆広 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (10734650)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
玉置 淳子 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (90326356)
濱田 昌実 東京女子医科大学, 看護学部, 准教授 (70826552)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Keywords | オステオサルコペニア / 骨粗鬆症 / 骨折 / 地域在住日本人女性 / コホート研究 / 無作為抽出標本 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、オステオサルコペニアが骨粗鬆症単独よりも骨折リスクを高めるか否かを明らかにする。骨折リスクを高めている場合、骨密度と筋肉量、筋力、身体能力それぞれの相互作用を検討し、オステオサルコペニアにおける有効な骨折予防策の立案を目指す。JPOS研究の15年次追跡調査をベースライン、25年次追跡調査をフォローアップとして10年間の骨折発生を捉える前向きコホート研究を実施し上記の研究課題に取り組む。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の目的は、日本人女性において、オステオサルコペニアを有する者は、骨粗鬆症のみ有する者と比べて、向こう10年間の椎体骨折及び症候的骨折のリスクを高めるか否かを明らかにすることである。また、サルコペニアの診断に用いられる筋肉量・筋力・身体能力の骨折リスクへの影響が異なることを背景に、骨密度と筋肉量、筋力、身体能力それぞれの交互作用が骨折に異なる影響を与えるか否かを評価し、オステオサルコペニアによるより有効な骨折リスク評価法の立案も目的としている。 本研究は、対象者を地域住民から無作為抽出したJapanese Population-based Osteoporosis (JPOS)コホート研究を基盤とした縦断研究である。Baselineは、JPOSコホート研究の15次調査(平成23年、平成24年実施)として、Follow-upを25次調査(令和5年実施、令和6年実施予定)として10年間の追跡を行う計画である。 令和5度年は、計画していた追跡調査を香川県さぬき市、新潟県上越市で実施した。調査に参加した対象者数は、さぬき市調査で282人(参加率69.3%)、上越市調査で245人(参加率60.5%)であった。追跡調査では、本研究のアウトカム指標となる椎体計測による椎体骨折及び症候的骨折の新規発生を把握するための情報収集を行った。椎体計測による椎体骨折新規発生の把握ために、Hologic社製QDR4500A車載型を用い、単一エネルギーX線吸収法で第4胸椎から第4腰椎側面のデジタル撮影を行った。また、症候的骨折の新規発生を把握するために、問診による新規症候的骨折発生の把握を行った。さらに、この追跡調査に参加できなかった対象者を対象に郵送・電話による補完調査も行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度に予定していた2地域での追跡調査と追跡調査に参加できなかった対象者を対象に郵送・電話による補完調査が実施されている。これにより、本研究に必要な情報を順調に取集できていると考えるため。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度では、北海道芽室町での追跡調査の実施とこの追跡調査に参加できなかった対象者を対象に郵送・電話による補完調査を予定している。
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