Project/Area Number |
23K09741
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
藤原 雅樹 岡山大学, 大学病院, 助教 (20747951)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲垣 正俊 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (60415510)
中谷 直樹 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (60422094)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | がん検診 / 精神障害 / 健康格差 / 格差 |
Outline of Research at the Start |
精神障害者のがん検診受診率の格差は世界的な課題であるが、わが国には障害者のがん検診に関する公的統計データがない。故に精神障害者のがん検診格差に関する知見も不十分で、格差のモニタリングができていない。また、精神障害者ががん検診後の精密検査を一般住民と同等に受けられているかどうかは、世界的にも不明である。本研究では自治体のデータを利用し、精神障害者のがん検診受診率の格差の動向および精検受診の格差の有無を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、自治体のデータを利活用し、精神障害者のがん検診受診率について一般住民との格差の動向を明らかにするとともに、精密検査の受診格差の有無を明らかにする。 今年度は、先行して行っていた、岡山市から提供を受けた2019年度、2020年度のがん検診の解析用データベースを解析した結果を査読付き英文誌において公表した。2019年度(covid-19流行前)がん検診受診数に対する、2020年度(covid-19流行下)のがん検診受診者数の増減率を、重度精神障害と一般人口で算出した。結果、どちらの集団でもcovid-19流行前後で、がん検診受診者が減少していたが、重度精神障害者はがん検診の受診者数の減少率が大きいことが示唆された。 現在は、2021年度がん検診の解析用データセットも加えて、がん検診受診および精密検査の受診行動の解析を準備している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り、先行して連携を構築した岡山市から2022年度までの解析用データセットの提供を受け、2018-2019年度の一次検診受診について重度精神障害者の有無によるがん検診受診の動向について解析、結果を公表した。岡山市からデータ提供を受けたプロセスを踏まえて他の自治体へ研究協力依頼する準備が進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度内に、岡山市からの2018-2022年度の一次・二次検診の解析データセットが利用可能となる予定である。一次検診の動向調査に加えて、二次検診の動向も解析を勧める予定である。岡山市で実施したプロセスを基に、その他の自治体へも協力依頼する準備を進めている。複数の専門家との意見交換、フィードバックを受けて研究を進める。
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