Developing an authentic leadership model that creates a climate for improved moral reasoning.
Project/Area Number |
23K09788
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
勝山 貴美子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (10324419)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 憲 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授 (90753038)
撫養 真紀子 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60611423)
朝倉 輝一 東洋大学, 法学部, 教授 (00522913)
真野 俊樹 中央大学, 戦略経営研究科, 教授 (20327886)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 道徳的推論 / オーセンティック・リーダーシップ / 組織風土 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,医療の場で生じたCovid-19などに関連した道徳的苦悩の経験を様々な立場の語りから明らかにし,それらの経験を基盤とした道徳的な推論を育む風土を醸成するAuthentic leadershipモデルを構築することを目的とする。Covid-19パンデミックの時期に道徳的苦悩を生じた経験がこれらがどのように認識され,自己規制―Authentic Leadershipに繋がったのか、病院の感染管理部門,看護管理者,感染症に罹患した看護師経験などに半構造化面接を行い、道徳的な推論を育む風土を醸成するAuthentic leadershipモデルを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
Covid-19感染拡大に対する経験は、医療従事者に臨床現場がいかに不確実で複雑,そして曖昧で変動的な中で様々な判断をもとめられることの苦痛を実感させた。さらに、医療従事者にとってその苦痛が長期化することは道徳的苦悩となり、患者ケアの道徳的側面からの撤退や良心的な意義申し立てをすることを躊躇し、離職につながることが明らかになっている。International Council of NursesのThe global voice of nursing(2023)には世界中の看護職が同様の苦悩を生じ、人材不足に陥っていると報告されている。Covid-19感染拡大に対する経験は、一方で,医療従事者は道徳的苦悩が生じるような経験を熟考する中で,自分自身の価値に気づき,それが他の人々とは異なることを認め,この価値感/モラル的視点に気づくという経験が学習・内面化し,自らの目標に情熱的で揺らぐことのない価値観を基盤にした,人々をひっぱっていくような行動,すなわちオーセンティック・リーダーシップを獲得するといわれている。本研究の目的は,医療の場で生じたCovid-19などに関連した道徳的苦悩の経験を様々な立場の語りから明らかにし,それらの経験を基盤とした道徳的な推論を育む風土を醸成するオーセンティック・リーダーシップモデルを構築することである。初年度は、先行研究の検討を行い、研究の学術的な意義を明確にするとともに、Covid-19感染拡大に関連した医療者の道徳的苦悩の経験について公にされた出版物をもとに組織文化の観点でその現象を分析、解釈することを試みた(勝山2024)。倫理的な組織文化を構築していく上で管理者、スタッフに求められるリーダーシップやその基盤となる価値は何かについて検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度は先行研究のレビューを行い、本研究の学術的価値を明確にするとともに、Covid-19感染拡大に際し生じた医療従事者らの経験を、公に出版された経験の分析、特に感染管理部門における医療従事者の経験についてインタビューを用いた質的記述分析を行う予定であった。出版物の選考、分析に時間を要してしまったため、研究倫理審査の計画がやや遅れてしまったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度(次年度)は、医療機関の感染管理部門に所属する医療従事者が経験した道徳的苦悩についてインタビューガイドを用いた質的記述的研究を行う。Covid-19感染拡大における道徳的苦悩の経験がどのような局面で自身の価値観に気づき,内面化され,倫理観・信念がしっかりと理解されたのか、分析を行う。同時に先行研究における概念分析を行い、本研究における概念を明確にするとともに、研究で用いるAuthentic leadership尺度の日本語版を作成者であるWalumbwa,ら (2008)の許可を得て行う。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)